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「そうそう、それ!」と言わせる人の思考法。元コンサル教授×「抽象」のプロ 「『考える』を考える」対談【中編】

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平井孝志氏、細谷功氏
「考える」プロフェッショナルによる「『考える』を考える」対談、中編です(撮影:尾形文繁)
  • 平井 孝志 筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授
  • 細谷 功 著述家、抽象アーキテクト
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平井:ただ細谷さんの本を読んでいてすごいなと思うのは「結晶化」された言葉があることです。関係性やイメージを図で整理したうえで、一言で言うならこれだ、というフレーズが出てきて、実にピタリとくる。細谷さんの本が毎回ベストセラーになるのは、たぶんそこだと思うんですよ。

細谷:長い文章よりは「決めのコピー」のほうが印象に残るのは確かですね。図解で関係性を見せて、言葉でその核を刺す。両方そろって初めてインパクトが出る気がします。

コンサル「スイッチ」が入る瞬間

細谷:平井さんはいわゆる「コンサルくささ」がないですよね。高飛車な論理、論理ばかりの正論を振りかざすだけの人ではない。普段話しているときも、平井さんは「コンサルのスイッチ」が入っていない気がします。

平井:そうかもしれません。いつもニコニコしていたい(笑)。

細谷功(ほそやいさお)ビジネスコンサルタント、著述家。東芝を経て、アーンスト&ヤング、キャップジェミニ、クニエ等の外資系/日系のグローバル・コンサルティングファームにて業務改革等のコンサルティングに従事した後、独立。近年は「具体と抽象」を中核のテーマとした講演やセミナーを企業や各種団体・学校等に対して国内外で実施し、思考力に関しての普及活動を行う(撮影:尾形文繁)

細谷:私も普段からスイッチを入れないようにしているのですが、たまに入るときがあると結構やばいんですよ。「いや、こうでこうで、こうですよね」というモードに入ると止められなくなって、突っ走りすぎてしまう。

平井:スイッチを入れる入れないではなくて、勝手に「入っちゃう」ことはあります。例えば、ゼミ生が持ってきた資料を見たら論理が通っていないし、論理に対応する具体もずれている、そんなときですね。

その後どうなるかわかっているので、まず「ごめんね、私はもう老害だから思ったことを言っちゃうけど、心の中では褒めているよ。皆仕事しながら勉強していてすごいなと思っている。そして後で反省。でもまた会った時には言っちゃうんだ、ごめんね」と、言います。

細谷:(笑)

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【桃の木に柿の木は接げない】

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