グループチャットは既読スルー、文末の「。」は怖い…Z世代が上司とのコミニュケーションで身構える瞬間

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でもそれは「無視」ではなく、「今すぐには返せない」「考えがまとまってから返信したい」という気持ちの表れなのです。若手社員にとって、グループチャットの中で自分の意見を発すること自体、緊張する行為であり勇気が要るからです。

「自分がこういう発言をしたら周りはどう思うか」「自分の考えは間違っているかもしれない」と不安になり、発言するとしても、裏で同僚と「この認識で合っているか」「この意見は今回のテーマにふさわしいか」といった打ち合わせを行い、同僚と“同意”を取り付けていることもあります。

ccで展開するメールでも同じ現象が見られます。我々の調査結果からも、Z世代は調和を重んじる傾向にあり、仕事自体はみんなでやりたいと考えている人が多い。ゆえにccを使う分には問題ないけれど、フィードバックされるときは1対1の方が嬉しい。

ccに複数の人が見ている状態で個人に対して指摘されると、吊るし上げられているように感じ、指摘されている人が自分ではなく同僚だとしても、気まずく感じてしまうのです。

グループチャットでの返信はスタンプで

こうした事情を踏まえ、できれば上司世代はチャットの返事を気長に待ちたいもの。参考までに、私が工夫しているのは「本件についてOKなら、このコメントに〝OK〟スタンプを押してください」と呼びかけること。発言をしなくてすむ環境をつくると、若手は安心して意思表示をしてくれることがわかりました。

例:「忘年会の日程について、参加できる人は○、参加できない人は×の絵文字で反応してください!」など

スタンプを使う例
(画像:筆者提供)
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