「休むのが怖い」→それって"隠れワーカホリズム"? 「休みは戦略的にとるべき」理由とは〈安藤健のキャリア相談室♯1〉

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安藤:それがまさに「ワーカホリズム」の状態ですね。反対は「ワークエンゲージメント」といいますが、そういう人たちは「仕事が楽しいからやる」という状態です。

R:私は楽しさよりも、焦りの方が強いかもしれません。

安藤:ワーカホリズムの人は「やらなければ気持ち悪い、不快だ」という回避動機で動いています。さらにRさんの場合、「このまま同じことの繰り返しで成長できるのか」という焦りが、拍車をかけていそうですね。

完璧主義という名の“色眼鏡”の弊害

安藤:自分の成長実感を感じにくい場合、おすすめの方法があります。ルーティン化した状況を打破するために、自分から新しい仕事に手を挙げてみるのはどうですか? 人は自発的な行動にモチベーションを感じやすいというデータもあります。

R:実は新しいことは好きなんです。上司にも「もっと手を挙げなよ」と言われるのですが、いざとなると、尻込みしちゃうんです。

安藤:それはどうしてでしょう?

R:「できるかどうかわからないこと」を引き受けて、できなかった時に相手を失望させてしまうのが怖いんです。完璧にこなせないなら、手を出さないほうがいいと思ってしまって。

安藤:それはもしかしたら、Rさんが、これまでの人生や成功体験で培ってきたものが原因かもしれません。

R:培ってきたもの……ですか?

安藤:はい、僕はそれを「色眼鏡(価値観)」と呼んでいます。Rさんは「仕事は完璧にこなさないと価値がない」「常に忙しくしていないとサボっていると思われる」と思っていませんか?

R:心当たりがありすぎます。大学時代も一度も授業をサボったことがなくて、「サボらない自分」が誇りでもあったんです。自分のアイデンティティというか……。

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