4月から「横並び3000円」「傘さし5000円」の反則金 《自転車の新ルール》に不満殺到の背景…"知らずに捕まる"NG行為は?

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SNSには「自転車が車道に大きくはみ出してきて怖い」「車道と歩道を出たり入ったりして危ない」「歩道なのに歩行者をよけず猛スピードで走っている」などのコメントが見られます。これまで取り締まられないからやりたい放題だったことに対する不公平さを感じていたのでしょう。

しかし、自転車の運転者も、前述した制度への不安や不満、基準のわかりにくさがあるため、受け入れがたいところがあるのではないでしょうか。

今後は自転車と自動車の運転者、どちらも運転しない歩行者が対立・分断されないために、それぞれにとってフェアなルールと運用が重要なのでしょう。

「自転車専用レーンの整備」を求める声が上がる?

最後に青切符の導入によって発生しそうなその他の影響や課題を挙げていきます。

経済的な面では、自転車関連企業だけでなく電車、バス、タクシー業界などへの影響もあるでしょう。特に取り締りが厳しくなるほどその影響は大きくなり、株価の動きが注目されるかもしれません。

また、自転車のユーザーから上がりそうなのが、自転車専用レーンの整備と違法駐車の取り締まり強化を求める声。

社会としても「走りにくいから多少の違反をしてしまう」というエクスキューズをなくしていく取り組みが求められていくでしょう。さらに警察官の自転車を見る目が厳しくなることで、電動キックボードやモペットなどの違反取り締りや抑制にもつながる可能性もありそうです。

もう1つ挙げておきたいのが、16歳未満は青切符の対象外であること。まだ社会経験が少なく、違反や事故への意識も低い子どもには自治体や学校主導による指導を求めたいところです。

いずれにしても日本の自転車保有台数は推計5000万台以上とも言われるだけに、個人・組織の両方に運転への意識向上と継続した取り組みが求められていくでしょう。

木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者

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きむら たかし / Takashi Kimura

テレビ、ドラマ、タレントを専門テーマに、メディア出演やコラム執筆を重ねるほか、取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーとしても活動。さらに、独自のコミュニケーション理論をベースにした人間関係コンサルタントとして、1万人超の対人相談に乗っている。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)など。

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