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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

「もはや『中国』じゃん…!」 ドラマ『北方謙三 水滸伝』がロケした、"中国と完全一致"の《日本にある"すごい場所"》

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  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家
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まずは、山形県鶴岡市の「スタジオセディック庄内オープンセット」。当連載『豊臣兄弟!』の記事でも紹介しましたが、時代劇をはじめとした本格的なシーンが撮影可能なオープンセットです。

ここでは、当時の中国の雰囲気を出すためにセットが作り込まれ、2025年5~6月にかけて撮影されました。

時代劇の撮影といえば「スタジオセディック庄内オープンセット」(画像:WOWOW × Lemino 連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」公式サイトより)

月山山麓にあり、鶴岡の中心市街からは車で30分程度と離れていますが、その雄大な自然環境と、庄内地域の豊かな食、さらに温泉など、長期間の滞在によって癒されたキャストやスタッフも多かったのではないでしょうか。

近年では、『豊臣兄弟!』のほか、映画『ゴールデンカムイ(24年)』『レジェンド&バタフライ(23年)』、『サムライマラソン(19年)』など、時代劇を中心に数々の名作が撮影されています。

続いて、東北新幹線で南下して栃木県宇都宮市の「若竹の杜 若山農場」へ。中国の風景を象徴する存在といえば竹ですが、その竹林のシーンを撮影するならここ、というロケ地の名所です。

キービジュアルにも使用されている竹林のシーン(画像:WOWOW × Lemino 連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」公式サイトより)
撮影されたのは、美しい竹林が広がる「若竹の杜 若山農場」です(写真:筆者撮影)

24ヘクタールの敷地面積を持ち、元々は筍や竹細工などを栽培・制作している農場であったのが、その美しい竹林に魅せられた映画監督やCM制作スタッフがたびたび訪れ、映画『るろうに剣心 伝説の最期編(14年)』や『キングダム(19年)』、「お~いお茶(伊藤園)」のCMなど、印象的なシーンが撮影されてきました。

「天然の冷蔵庫」で撮影されたメインビジュアル

本作のロケ地やロケ協力としてたびたび名前が挙がるのが、焼きそばで有名な静岡県富士宮市です。

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【宋江が「替天行道」を執筆したとされている「洞窟」は…】

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