「持ち家も賃貸もキツイ」都心6区の中古は2億円近く、東京23区の家賃は21カ月連続上昇…詰まないための生存戦略とは?

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従来、「持ち家か賃貸か」の議論では、生涯コストを比較し、「どちらが安いか」を問題にしました。しかし、持ち家も賃貸もコストが上がり、「どっちも楽じゃない」という状況では、コスト比較はあまり重要ではなくなります。

それよりも考えるべきなのは、ライフステージとリスクでしょう。ライフステージとリスクを重視するなら、多くの人にとって賃貸のほうがお勧めだと筆者は考えます。

賃貸が何かと優位な状況に?

日本の会社員には、転勤があります。また転職も当たり前の時代になっています。持ち家で、「自宅があるので転勤しません」「自宅から通える会社にしか転職しません」では、キャリアの選択肢を狭めてしまいます。

さらに、家族の人数はライフステージで変わり、必要な住居の広さも変わります。「家族用に」と広い自宅を構えると、長い老後生活で持て余し、掃除すらままなりません。老後まで待たずとも、離婚して一人暮らしになることも十分に考えられます。

持ち家に縛られるよりも、キャリアやライフステージに合わせて賃貸物件を住み替える方が、はるかに豊かな生き方を実現できます。たとえば、以下のように住み替えるのはどうでしょうか。

                                     
① 独身時代には、勤務先に通いやすいワンルームマンション
② 結婚したら、2人の勤務先に通いやすい2人用マンション
③ 家族が増えたら、子育てしやすい郊外の広い一戸建て
④ 前期高齢者になったら、2人用リゾートマンション
⑤ 後期高齢者になったら、病院に近い2人用マンション

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