「今しかない尊い瞬間」をともに過ごしていることを、夫婦の共通認識に。マイナス面にとらわれず、育児のいい面にも目を向けて

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逢澤:「子育ては大変だ」ということばかりがフィーチャーされがちですが、私は子育てが楽しくなる社会をつくりたいと考えています。苦労もあるのは事実ですが、とても尊く、今しかない瞬間を過ごしていることに目を向けたら、夫婦の気持ちも変わるんじゃないかと思うのです。

夫に対して言った「パパ大好きって言ってくれる時期を大事にしないと、子どもが成長してから後悔するかもよ」ということも、彼の心に刺さったようです。今は夫も私も互いのスケジュールを見つつ出張に行くこともありますし、2人でうまくバランスが取れるようになりました。

いいところに目を向けるためのアプリだから「iiba(いい場)」

窪田:いいところに目を向けるという考え方は大切ですね。子育ては長期的なものですし、渦中にあるときは不安も大きいと思います。でも頑張った結果として、本当にいい親子関係が築けるはず。「ああ、今までこうしてきてよかったな」と思えるのは、20年後、30年後かもしれません。私も今になって、それを強く実感しています。

逢澤:ちょっとこじつけのように思われるかもしれませんが、アプリと会社の名前にも、その思いを込めているのです。口コミサービスというものは、その特性上、どうしても不満や文句が多く寄せられがちです。既存のSNSを見ていても、「産後うつで苦しんでいる」とか「夜泣きで眠れなくてつらいです」とか、暗い話題であふれてしまうことがあるのですが、私はそれはやっぱりしんどいなと。いいところを探して、いいことを挙げていく場所にしたくて、「iiba(いい場)」と名付けました。

窪田:なるほど。ネーミングの背景にはそんなポリシーがあったのですか。利用者の声がダイレクトに届きやすいサービスだと思いますが、印象的だった意見などはありますか?

逢澤:やはり多いのは「すごく助かっています」とか「こういうときに活用しています」といった声です。もちろんそれもとてもうれしいのですが、いちばん私の印象に残っているのは、それとは少し違ったご意見でした。

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