「もっと働きたい!」って歯ぎしりしながら寝る…… 《敏腕マンガ編集者》の"リアルな仕事観"
石井:でも、どんどんタスクをクリアしていくのも、ゲーム的な感覚はありますね。
林:そうですね。メールの未読ボックスが空になるときが年に数回あるんですけど、それはめちゃくちゃうれしくなります。
人を育てるときは、すべて言語化して伝える
石井:では、今の自分だからできることで、若い人たちに教えられることはありますか。アシスタントさんたちに教えていることとか。
林:アシスタントさんに対しては、基本的に自分のやっていることを見せて、言語化して伝えるだけですね。作家や作品によって対応は変わるし、状況も常に変化していくものなので、「こうすべき」というルールを作るほうが危険だと思います。複数の作家さんとの複数の状況を見せていけば、そういう仕事の幅も見えてくるんじゃないですかね。
石井:臨機応変である必要があるから、そのパターンを見せていると。
林:相手によって明確に仕事の仕方は違うので、それを見せて学習してもらうしかないですね。
石井:アシスタントさんへの言語化ってどれくらいしているものなんですか。
林:作家さんとの打ち合わせに同席してもらう場合は、まず打ち合わせ前に自分が考えていることや打ち合わせの目的、どんなコミュニケーションを取るのか、すべて伝えています。
打ち合わせ後も、そのとき僕が考えていたことを伝えて、質問があれば答える感じで。
石井:それは大事ですね。ただ打ち合わせに連れて行って見せるだけじゃなくて、その内容についてコミュニケーションを取ってるんだ。
林:僕、とにかくずっとしゃべってるんですよ。アシスタントさんとの移動中も、だいたい僕がずっとしゃべってる。
石井:今、編集アシスタントは何人くらいいるんですか?
林:今はアシスタント6人+僕というチームで、ビッグタイトルをぶん回しています。
石井:チームじゃないんじゃないですか。1対6というか。
林:いや、けっこうアメーバ状に動いていて、僕が外れていく会議も増えてますよ。
石井:それは良かったです。
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