大は小を兼ねるという感覚。ゆとりがある方が安心感がある。中にインナーを着込めるし、動きやすい。トライアルが主に展開する地方では、この「大きめ志向」が主流だという。
一方で、2025年にオープンした都心型の衣料品専門店「RIALT(リアルト)」では、逆にSサイズが売れている。
「リアルトに出したら小さいサイズが売れるんですよね。だからお客様の層が違うんだなと思いました」(岡村さん)
ぶれない軸はファッションよりも”着心地”
地方の40~60代と、都心の若い層。同じスウェットでも、求められるサイズ感がまるで違う。今後はこうした都心向けの開発も広げていく方針だが、岡村さんはひとつ、ぶれない軸を語った。
「今、若い子っておへそが見えるぐらい短いのを着てたりするじゃないですか。今のトレンドかもしれませんが、着心地で考えると、よくないと思うんです。僕らはトレンドを意識しますけど、着心地が損なわれるんだったら、ファッションよりも”着心地”をとります」
トレンドは追う。でも、着心地は譲らない。
トライアルのスウェットの開発思想は、この一言に集約されていると感じた。
もともとスウェットが強かったトライアルが、お客さんの声を聞き、時に失敗し、毎年アップデートを重ねている。色を増やしてみたり、シルエットを変えてみたり、ワイドにしすぎて戻したり。その試行錯誤の積み重ねが、907~1490円のスウェットの中に詰まっていた。
後編では、筆者自身がエアリーストレッチスウェットを着て、部屋から近所、街中へと着用範囲を広げてみた正直レビューをお届けする。
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