【日本市況】日経平均株価は3%超安と大幅続落、中東緊迫化でリスク回避-長期金利上昇
債券
債券は下落。イラン戦争長期化への懸念から米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが優勢だ。長期国債先物6月限は一時48銭安の130円73銭まで下落。新発10年国債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い2.32%に上昇。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、中東情勢の悪化が意識され、原油先高観とインフレ懸念が売り材料にされやすいと指摘。あすの40年債入札への警戒感も重しとみている。
日本銀行の植田和男総裁は19日の金融政策決定会合後の会見で、原油高で「景気が仮に下押し圧力を受けて成長率が下がっても、それが一時的で、基調的な物価の経路にさほど影響しないのであれば当然利上げは可能だ」と発言。タカ派的と受け取られたが、スワップ市場が織り込む4月利上げ確率は6割程度にとどまっている。
為替
円相場は対ドルで159円台前半で推移。イラン戦争の長期化と原油価格上昇への懸念からドル買いが出る一方、金融当局の介入への警戒感から円を買い戻す動きも出ている。
SBI FXトレードの上田真理人取締役は「植田総裁の会見では、よほどのことがない限り4月に利上げする決意が出ていたが、米国も利下げしにくくなっており、金利差は縮まりにくい」と指摘。金融政策でやれることは限られ、「原油価格上昇が止まらない限り、ドル・円相場はじりじりと160円に向かう」との見方を示す。
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著者:日高正裕、堤健太郎
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