トランプ米大統領がイランとの戦争に踏み切った背景にあった外部からの圧力とは?「イエスマン」ばかりの限界も露呈
世論調査では、過半数をわずかに上回る有権者がこの紛争に反対している。タッカー・カールソン氏やスティーブ・バノン氏といったトランプ氏のMAGA(米国を再び偉大に)運動の有力者の一部も批判している。
それでも、ホワイトハウスと頻繁に連絡を取っているある共和党関係者によると、多くの側近はイラン戦争やエネルギー価格の急騰、さらにはそれが党の経済メッセージを損なう可能性についても、さほど動じていないようだ。トランプ氏は、この戦争は短期的な痛みを伴ってでも価値があるとし、紛争が終結すればガソリン価格は下がると主張している。
トランプ氏に近い保守系メディアのコメンテーター、マーク・レビン氏やグラム上院議員らも、開戦を支持してきた。
かなり積極的
これまでイランへの軍事攻撃に反対していたトランプ政権の側近でさえ、比較的沈黙を保っている。ギャバード国家情報長官は今週の議会公聴会で、イランが「差し迫った脅威」であり続けるかどうかを判断できるのはトランプ大統領「ただ一人だ」と述べた。
米海兵隊出身で対外介入に懐疑的な立場で知られるバンス副大統領も、トランプ氏が非公開の場では見解に一定の違いがあった可能性を示唆しているにもかかわらず、公には戦争を支持している。
トランプ氏は今月、バンス氏について「私とは哲学的に少し違っていたと言える。進軍にはやや慎重だったかもしれないが、それでもかなり積極的だった」と述べた。
バンス副大統領は16日、イランが核兵器を保有すべきではないとの点で大統領と見解が一致していると表明した。大統領への非公開の助言の内容については言及を避けているが、トランプ氏は過去の大統領とは異なり、この紛争をうまく乗り切ることができるとの考えを示している。




















