トランプ大統領「イランで任務の完遂に非常に近づいている」「今後2-3週間で彼らを本来あるべき石器時代に戻す」

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(写真:ブルームバーグ)

トランプ米大統領は1日夜、対イラン戦争を巡る最新情勢について、国民に向けてホワイトハウスで演説し、「イランにおけるわれわれの戦略目標は完了に近づいている」と述べた。米国が「イランで任務の完遂に非常に近づいている」とした。

米国をはじめとする世界的な金融市場の動揺を招き、自身の政治的立場にも影響を及ぼしている紛争への対応を巡り、米国民の不安払拭を図った。

トランプ氏はゴールデンタイムの演説で、この戦争を成功と位置付けた。イランの弾道ミサイルやドローン、空軍、海軍、産業基盤の破壊など、軍事目標の達成が目前にあると説明した。これにより、イランの代理勢力による地域の不安定化を防ぎ、同国の核兵器開発への道を断つことができるとした。

トランプ氏は「今夜、これらの中核的な戦略目標が完了に近づいていることを報告できるのは喜ばしい」と発言、「われわれは任務を完遂する。そしてそれを非常に迅速に成し遂げる。完了は目前だ」と語った。

軍事作戦が近く激化する可能性にも言及

一方で大統領は、軍事作戦が近く激化する可能性にも言及。「今後2-3週間で彼らを本来あるべき石器時代に戻す」と述べた。同時に外交努力も継続する姿勢を示し、「その間も協議は続いている」と指摘した。

トランプ氏の発言を受け、米S&P500種株価先物は下げ幅を拡大し、0.5%安となった。

今回の異例の演説は、戦争目的を明確に説明するよう求める圧力の高まりと、5週目に入り米国にとって統制が難しくなっているこの紛争からの出口を模索している政権の状況を浮き彫りにしている。

世界の海上輸送原油の約5分の1が通過する要衝ホルムズ海峡は戦闘開始以降、事実上封鎖されており、大きな経済的打撃要因となっている。この状況を受け、国際指標である北海ブレント原油先物は戦争開始以降で約60%上昇し、米国のガソリン価格は1ガロン当たり4ドルを超えている。

トランプ氏は、戦争終結後にはエネルギー市場の混乱は和らぐとの見方を示しているが、海峡の航行再開をイランにどのように促すのかについては、政権は明確にしていない。

著者:Nurin Sofia

ブルームバーグ
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