実家の5LDKを3カ月で売却、「地方は売れない」は誤解だった…親が健康な70代のうちに都心移住させた「実家じまい」

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「売り急いでいるなら、少し価格を下げてでも……といった検討をしたかもしれませんが、母や私は『売れなければ、そのまま住み続けてもよい』という考えでいたので、あせる必要がありませんでした。これも、実家じまいを早めに始めておくメリットの一つだと思います」

モノがあふれる実家の片付けは、業者の力も借りて進める

買主との交渉もあり、引き渡しまでは3カ月の期間を設けることになった。その期間を利用して、本格的な片付けを進めていった。特に父が趣味に使っていた部屋の片付けは苦労したという。

「実家の1部屋を占めていたのが父の趣味の品でした。まずはここから……と、売却活動前から片付けを進めていましたが、素人には判断できないものも多く、なかなか進まなくて。価値のありそうなものもあり、オークションサイトやフリマサイトで同じ趣味の方にお譲りしたものもかなりありました。レコードや楽器、さらに貴金属やブランド品なども買取業者を利用して、お金に換えられるものは換えていきました」

父の趣味の品
(写真:たびねこ家さん提供)

さらにたびねこ家さんたちを悩ませたのが、実家に眠る思い出の品と、実家に残してきた自分たち子世代の不要品だった。3人の娘がそれぞれ引っ越しのたびに「持っていけないから」と実家に送って保管してもらっていたものもそのままになっていた。

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