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「マックの年間計画はほぼ把握」「月見にはパイナップルで…」《バーガーキング》拡大のキーマン語る「コバンザメ戦略」の裏

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成長を遂げてきた今も、SNSを活用したマーケティングには力を入れている。また、全店舗にセルフレジを導入した。スマホからのオーダーが可能になり、アプリ会員も増えた。アプリは、3カ月の購入金額に応じてブロンズ、シルバー、ゴールドなどランクがアップしていく仕組みで、ステージが上がるとワッパーが無料などのクーポンがもらえる。

全店舗にセルフレジを導入(撮影:尾形文繁)

「ただ、ファンの方にとって、お金を出しても手に入らないものほど嬉しいもの。新商品が発売の1日前に購入できるなどの特典を設けることもある」(野村氏)と話す。ただし、期待感を維持するためにも、同じキャンペーンをいつ行うかは決めていないそうだ。

その他アプリ会員には誕生月にワッパーが1個無料になるサービスは年間を通じ行っている。野村氏によると数千万円の経費がかかるそうだが、利用した人は「誕生日を祝ってくれたのはバーガーキングだけ」などの投稿をしてくれ、さらに、店舗に足を運んで注文してくれるため、実際的な効果が高いと見ている。

マックの年間の発売スケジュールはほぼ把握

スマートフォンという、非常にパーソナルなツールには、ファンコミュニケーションを強める力がある。実際、アプリにロイヤルティプログラムを導入してからは、客のリピート回数も上がっているそうだ。

商品戦略で強く意識しているのがマクドナルドだ。発売される商品を注視した結果、マックの年間の発売スケジュールをほぼ把握した。「例えば20〜31日にどのようなキャンペーンを行うかで、既存店売上がプラスかマイナスなのかまで予想できる」と野村氏。

野村一裕氏(撮影:梅谷秀司)

また新商品やキャンペーンについても、マックとずらしながら展開しているそうだ。

「つまりコバンザメ方式だ。ハンバーガーというジャンルは、あるチェーンの新商品が出れば他社商品の記事も出やすくなり、情報が拡散する。実際には新商品は発売後の時間経過とともに売れ行きや注目度が目減りしていくので、その波にうまく乗せるようにして新商品を出すようにする」(野村氏)

このようなやり方は対マクドナルドだけで、例えば2番手のモスバーガーはそこまで意識していないという。

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【2028年600店を目指す】

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