喜多見に5年、登戸4年、それから狛江に17年…小田急線沿いに住んで26年超、59歳男性が語る「沿線の魅力」

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複々線化により、朝のラッシュピーク時には列車のスピードアップや運行本数の増発が実現。2018年のダイヤ改正後は、混雑率が190%台から150%台まで大幅に低下した。コマツさんが専門学校に通っていた頃、朝の車内は「人がぎゅうぎゅうに詰め込まれて足が床につかない」ほどの混み具合だったそうだから、混雑はかなり改善されたのではないだろうか。

また複々線化とセットで線路の高架化や地下化も行われ、代々木上原〜和泉多摩川間に点在していた「開かずの踏切」計39カ所がすべて廃止された。

「学生時代は喜多見駅寄りに住んでいて、駅の南側のスーパーへ行くのに踏切で10分、15分待つこともあったんです。ラッシュの時間帯はとくにひどくて。南側に行くか北側で済ませるか、踏切を基準に行動を決めていたけど、今では線路を挟んで反対側に行くことも当たり前にできるようになりました。昔を知っているからこそ、そのありがたさがわかります」

喜多見駅
踏切による渋滞が課題だった小田急線。右側の高架線の下には、もともと地上を走る線路があった(筆者撮影)

踏切がなくなったことで周辺道路の渋滞が緩和。同区間内の駅や高架下が整備されるなど、沿線の利便性が大きく向上している。

「ロマンスカーってカッコいい!」

小田急電鉄では、特急「ロマンスカー」の通勤・通学利用も推進。分散乗車が進み、混雑緩和にもつながっている。ロマンスカーの話題になると、コマツさんの熱量が一気に上がった。

特急ロマンスカー・EXEα
「スーパーはこね号」や「ホームウェイ号」として運転する特急ロマンスカー・EXEα(30000形)(出典:小田急電鉄株式会社プレスリリース<2025年12月12日公開>)

「単純に、ロマンスカーってカッコいいじゃないですか。大好きです。子どもが憧れて『新幹線カッコいい!』って言う感覚と同じなんですけどね(笑)。新幹線は高いけど、ロマンスカーの特急料金は手頃なんですよ。新宿から箱根までの特急料金は1150円です(チケットレスの場合プラス乗車券)。安い料金であんなカッコいい電車に乗れるなんて最高ですよね」※2026年3月現在の料金

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