喜多見に5年、登戸4年、それから狛江に17年…小田急線沿いに住んで26年超、59歳男性が語る「沿線の魅力」

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静岡県熱海市出身のコマツさんが初めて小田急沿線にやってきたのは、19歳のとき。御茶ノ水の専門学校に通うため上京し、狛江でひとり暮らしを始めた。その後、同沿線の登戸、都営新宿線の曙橋と住まいを移したが、結婚を機にふたたび同じ街に戻ってきた。途中14年ほど別路線で過ごした期間はあるものの、小田急沿線での暮らしはトータルで26年以上になる。

なぜ彼は、都心から小田急沿線に戻ってきたのか。一度離れてわかった沿線ならではの魅力を聞いた。

東京と神奈川を結ぶ全長およそ120kmの小田急線

小田急電鉄は東京と神奈川をつなぐ、全長120.5kmの3路線からなる大手私鉄だ。東京の新宿駅を起点に神奈川の小田原駅までを結ぶ「小田原線」、湘南エリアに伸びる「江ノ島線」、多摩ニュータウンへ向かう「多摩線」の3路線をまとめて、一般的に小田急線と呼ぶ。

東京メトロ千代田線やJR常磐線(各駅停車)との相互直通運転のほか、箱根登山線やJR東海御殿場線への乗り入れも行っており、通勤・通学だけでなく観光の足としても多くの人に親しまれている。

その利便性の高さから「混んでいる」という印象が強かった小田急線だが、線路を2本から4本に増やす「複々線化」の完成で快適な移動が可能になった。

「快速急行や急行・準急と各駅停車が、それぞれ別の線路を走れるようになったんですよ。かつては各駅停車に乗ると急行の通過待ちをする時間が長くてストレスだったけど、それがなくなった。今は淡々と駅ごとに止まっていくだけだから、ムダな時間が減りましたね」(コマツヒロノリさん 以下、発言はすべて本人)

実際、コマツさんも各駅停車を積極的に活用しているという。

「新宿駅から戻ってくるときは、始発だから1本見送ればほとんど座れます。急行に乗って成城学園前駅で各停に乗り換えても、最初から各停に乗っても、所要時間はたいして変わらない感覚なんです。だから、あえて最初から座れる各停に乗るようにしてます」

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