デスクワークの"疲れ目"が変わる 自動ピント調整の次世代眼鏡「ViXion2」が11万円でも買いと言える驚きの進化

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そんな状況を打開してくれるのが、このViXionだ。電圧をかけることで度数の変わる特殊なレンズを採用し、カメラのオートフォーカスのように遠くから近くまで、どこでもピントが合うアイウェアを実現している。

2023年6月から行われた初号機、ViXion01のクラウドファンディングでは4億2500万円を集め、当時の民間クラウドファンディング支援金額No.1を達成(ViXion社調べ)。

続いて2024年9月に発表されたViXion01Sでは、デザイン、軽量化、機能性を改善し、1億2800万円をクラウドファンディングで集めた。 筆者は初代モデルViXion01の発表時から取材しているが、年々機構やアプリも洗練され、扱いやすくなっている。

ViXion2を装着して料理をする女性
複数の距離のものを交互に見るような場面で、利便性が高い(写真:ViXion)

旧モデルの最大の課題は視野の狭さだった

しかし、初代モデルからViXion01Sまで変わらなかったのはレンズ径の小ささから来る視野角の狭さだった。

視力のかなり悪い人や、ViXionを使うと便利な近い場所で焦点距離が頻繁に変わる作業を日常的にする人にとっては旧モデルでもメリットは大きかったようだが、筆者のように、そこまで近眼も老眼も進行していない者にとっては、視野角の狭さが課題だった。

たとえば、プラモデルを作っていて説明書を見るといった、比較的近い距離でピントの移動があるような場合にはViXionは非常に便利だ。紙の資料を見つつパソコンで作業をするとか、レシピの小さい字を見ながら細かい料理をするとかいう場合もそうだろう。しかし、視野の広さが必要とされるような作業には向かなかった。

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