ブーム来る? 映画『ゴールデンカムイ』の舞台となり、まもなく「監獄ホテル」も開業…今なぜ"監獄コンテンツ"が熱いのか

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建築構造は、当時最少人数の看守で確実な監視が可能とされた「中央監視所」を中心に放射状に収容棟を配置した特徴的なもので、「ハビランド・システム」と呼ばれています。

SixTONESやSnow Man、なにわ男子のメンバーなどが出演した映画『少年たち』(19年公開)では、この建物や敷地内がメインのロケ地として映画の全編にわたって登場しました。

旧奈良監獄
旧奈良監獄の全体図(写真:筆者撮影)

筆者は同映画の公開時に現地を訪れましたが、中央監視所から見た収容棟は2層構造になっており、鉄壁の監視体制を感じることができました。

リアルな監獄の生々しさを感じながらも細部が惚れ惚れするほど美しい建築物であり、映画自体も、その特徴的な建築物の魅力を余すことなく伝える貴重な映像となっています。

旧奈良監獄
中央監視所からそれぞれの収容棟に行けるようになっています(写真:筆者撮影)

世界中で「監獄ホテル」が人気

実は、「監獄」は以前から世界でも人気のコンテンツでした。人々の当時の暮らしぶりを感じることができると同時に、「非日常感」を味わえることが人気の理由ではないかと思います。

監獄の観光地と言えば、日本では網走監獄ですが、海外では、アメリカ西海岸・サンフランシスコ湾に浮かぶ「アルカトラズ島」が有名です。

1979年の映画『アルカトラズからの脱出』(クリント・イーストウッド主演)で、実在する脱獄犯のストーリーを取り上げて以来、観光地としても人気となりました。73年からは博物館として公開されており、対岸のフィッシャーマンズワーフから渡ることができます。

アルカトラズ島
サンフランシスコ湾に浮かぶ「アルカトラズ島」の刑務所(写真:IngusK/PIXTA)
アルカトラズ島
「アルカトラズ島」の刑務所内。頑丈な柵が設置されています(写真:janifest/PIXTA)

また、「監獄ホテル」も以前から海外では人気です。中でもフィンランドの首都ヘルシンキの郊外にある「ホテルカタヤノッカ」は、古い刑務所の雰囲気をそのまま残しながら快適な宿泊ができると評判。

スタッフの服装も囚人風でテーマパークのような内装になっており、朝食も独房を改装したレストランでいただけるとのこと。

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