そして肝心の走りだが、これがじつに気持ちいい! インテグラ譲りの1.5Lターボはとても活発で、走り出しから十分なトルクを発揮。CVT特有のラバーバンドフィールもほとんど感じることなく、欲しい速度域へと即座に導いてくれる。
ボディサイズが日本で乗り慣れている大きさということも心理的なハードルを下げる効果があったのだろう、街中でも峠道でも意のままにコントロールすることができた。オールシーズンタイヤもとくにノイズやざらつきを感じさせるところはほとんどない。
オンロード志向のハンドリング
普段アメリカで試乗することの多い大型のSUVは、ゆったり感はあるもののユサユサとよく動き、良くも悪くも鷹揚な乗り味というのが常である。だが、話をアキュラに限ると、そのイメージとは真逆な、驚くほどオンロード志向でスポーティな乗り心地とハンドリングに驚かされてばかりだ。
ADXも、まさにそんなアキュラならではのシャキッとしたフィーリングが顕著で、扱いやすいサイズ感と相まって、日本のクルマ好きの多くが好みそうな走りに仕上がっていると感じた。
もちろん1.5Lなので絶対的にものすごく速いというほどではないのだが、日本人が重視する発進加速の機敏さ、ロール感の少ない安定したコーナリングといった面で、ADXはかなり高いレベルに達していると思う。





















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