【苦境のホンダがアメリカで販売するインテグラのコンパクトSUV版】日本未導入のアキュラ「ADX」に漂うジャスト感

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アップダウンとコーナーが連続する山道でもアキュラADXは軽快な走りを見せた
アップダウンとコーナーが連続する山道でもアキュラADXは軽快な走りを見せた(写真:平野 陽)

そして肝心の走りだが、これがじつに気持ちいい! インテグラ譲りの1.5Lターボはとても活発で、走り出しから十分なトルクを発揮。CVT特有のラバーバンドフィールもほとんど感じることなく、欲しい速度域へと即座に導いてくれる。

ボディサイズが日本で乗り慣れている大きさということも心理的なハードルを下げる効果があったのだろう、街中でも峠道でも意のままにコントロールすることができた。オールシーズンタイヤもとくにノイズやざらつきを感じさせるところはほとんどない。

エンジンはアキュラ・インテグラと同じ1.5Lの直列4気筒VTECターボを搭載。最高出力は190hp(192ps)/6000rpm、最大トルクは179lb-ft(242Nm)/1700-5000rpmを発揮
エンジンはアキュラ・インテグラと同じ1.5Lの直列4気筒VTECターボを搭載。最高出力は190hp(192ps)/6000rpm、最大トルクは179lb-ft(242Nm)/1700-5000rpmを発揮(写真:平野 陽)

オンロード志向のハンドリング

普段アメリカで試乗することの多い大型のSUVは、ゆったり感はあるもののユサユサとよく動き、良くも悪くも鷹揚な乗り味というのが常である。だが、話をアキュラに限ると、そのイメージとは真逆な、驚くほどオンロード志向でスポーティな乗り心地とハンドリングに驚かされてばかりだ。

ADXも、まさにそんなアキュラならではのシャキッとしたフィーリングが顕著で、扱いやすいサイズ感と相まって、日本のクルマ好きの多くが好みそうな走りに仕上がっていると感じた。

もちろん1.5Lなので絶対的にものすごく速いというほどではないのだが、日本人が重視する発進加速の機敏さ、ロール感の少ない安定したコーナリングといった面で、ADXはかなり高いレベルに達していると思う。

10.2インチのデジタルメーターを標準装備。文字盤内部の表示項目を多彩なメニューから切り替えることができる
10.2インチのデジタルメーターを標準装備。文字盤内部の表示項目を多彩なメニューから切り替えることができる(写真:平野 陽)
Google built-in内蔵の9インチタッチスクリーンにはGoogleマップを標準装備。音声操作にも対応し、目的地検索もスムーズ
Google built-in内蔵の9インチタッチスクリーンにはGoogleマップを標準装備。音声操作にも対応し、目的地検索もスムーズ(写真:平野 陽)
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