「謝罪したのに、ますます非難され…」 元朝日新聞記者が指摘《炎上するお詫び文》に必ず"書かれている"こと

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そして最後の「管理体制のさらなる強化を図ってまいります」という一文。再発防止策を示すことは、おわび文でも欠かせません。しかし、そこで終わるのではなく、最後におわびの気持ちを改めて明確に示しておく方が、おわびの気持ちは伝わります。

起きた問題やその背景は様々です。ときには自社では防ぎようがない場合もあるでしょう。それでも最後に責任を負うのは、商品を製造・販売した企業。文章の目的は、あくまでお客様へのおわびです。ここが抜け落ちてしまうと、結局は言い訳がましく「嫌われる文章」になってしまいます。

「嫌われない文章」のお手本例

『国産地鶏の照り焼き』産地誤表示に関するおわび
チキンの郷フーズ株式会社は、当社が製造・販売する冷凍総菜「国産地鶏の照り焼き」において、産地表示に誤りがあったことを確認いたしました。誤った表示の商品を販売し、お客様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりおわび申し上げます。
本件は「国産地鶏」と表記しながら、一部に海外産の鶏肉が混在していたにもかかわらず、当社の確認体制が不十分なため誤りを見落としていました。納入業者からの報告を受けながら、社内での検証や表示の修正を怠ったことが原因です。
品質や安全性に関する問題は現時点で確認されておりませんが、誤った表示そのものが、お客様の信頼を損ねる重大な事案であると認識しております。対象商品はすでに販売を停止し、全ロットの調査を進めております。
再発防止に向け、原材料の確認手順を見直すとともに、表示工程を担当部署だけでなく、管理部門が二重で確認する仕組みを導入します。
改めて、お客様ならびに関係者の皆さまに深くおわび申し上げます。今後も信頼回復に向け、全社を挙げて取り組んでまいります。

8割の人が言葉の使い方に「気を使っている」――。

そんな結果が、文化庁の「国語に関する世論調査」(2024年度)で示されました。

「どのように気を使っているか」という質問では、「改まった場で、ふさわしい言葉遣いをする」(82.3%)が最も多く、「敬語を適切に使う」(70.1%)、「差別や嫌がらせ(ハラスメント)と受け取られかねない発言をしない」(66.0%)、「年齢が離れた人に意味が通じるように発言する」(57.3%)と続きました。

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