発達障害の「忘れっぽい」特性を工夫でカバー 当事者ママが実践している「子育て資金」確保のライフハック

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さらに私は、子どもが生まれてから「自分のために使うお金」を調整しました。自分の贅沢より「子どもの未来」を選ぶことで、なんとか養育費教育費を捻出しています。たとえば私はネイルサロンに通うのをやめました。もちろん我慢ばかりでは続きませんし、全部を手放す必要はありません。しかし、「今はここに回そう」と優先順位をつけると良いと思います。

「忘れっぽい」特性は、投資ではメリットに

子どもの養育・教育のために必要なお金の工夫として私が取ってきた方法をお伝えしましたが、世の中には私たちを助けてくれるたくさんの制度が存在しています。

その中でも、私たちのような特性を持った人におすすめできるものを、いくつかお話ししますね。

学資保険と積立NISA

私はお金を積み立てるために、子どもが生まれてすぐに学資保険に入りました。一度契約してしまうと自動で積み立てられていくシステムは、私には本当にありがたいシステムです。

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それに加えて積立NISAも始めました。積立NISAとは、投資信託など長期の投資で得た利益を非課税にできる制度です。コツコツと自動で積み立てられていくのは本当に助かります。

私は、積み立てていることさえ、忘れてしまっていて、たまに「そう言えばNISAどうなったかな……」と思い出すくらいですが、実はこの忘れやすい特性も長期の投資には合っているようです。

投資の神様と言われるバフェット氏は、投資していることを忘れてしまうくらいが良い、と述べています。短期的な市場のノイズに左右されず、長期的に保有できるからだそうです。

そう考えると、積立NISAをしていることを忘れてしまうくらいの私たちは、長期投資に向いているのかもしれません(あくまでも私の考えですので、実際に投資する場合は慎重に)。

子育て支援・補助制度

各自治体が提供する子育て支援制度は、どんどん活用しましょう。

私はこれまでに、施設等利用給付(保育料の無償化)、医療費助成などの制度を利用してきましたが、たいへん助かっています。

皆さんがお住まいの地域で受けられる支援制度を紹介している「イクハク」など、さまざまな制度や相談窓口をまとめているサイトもたくさんありますので、ぜひ調べてみてください。

制度は、必要な人が使うためにあります。あなたもぜひ、お住まいの自治体の子育て支援制度をフル活用してください。

教育費の不安を感じるのは、それだけ子どもを大事にしている証拠です。完璧な未来予測じゃなくていい。大切なのは「今できる小さな工夫」なのです。

中村 郁 ナレーター、声優

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なかむら・いく / Iku Nakamura

ナレーター、声優 。生後すぐ、家庭の事情で祖父母に育てられる。癇癪や、過剰に集中しすぎてしまう「過集中」、物忘れがひどく、ぐちゃぐちゃな毎日を送る。大学受験では過集中がプラスに働き、偏差値40を70まで上げて志望大学に合格するも、入学後は華やかな学生たちに馴染めず、人間関係も思考もぐちゃぐちゃに。そんなとき、ナレーターの道をすすめられる。ここで過集中がプラスに働き、人の声が聞こえないほど集中するので、まったくかまずに読めることなどが評価され、数々のオーディションに合格。プロとなって22年間、産休以外で一度も仕事を休んだことがない。

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