同ジャンクションは「2013グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」を受賞している。車がぐるぐる回るループ部を覆蓋(ふたのこと)で包み込み、大気汚染や騒音など周辺環境への影響を抑える設計が特徴で、「巨大構造物でありながら、都市生活への負荷を減らし、機能性と環境配慮を両立させたこと」が、受賞のポイントなのだそうだ。
天気のいい日は富士山も見える
大橋ジャンクションの屋上は「目黒天空庭園」と名付けられた約7000㎡の公園になっている。桜や松など、植樹された1000本以上の樹木のなかには、住民がワインを作るためのブドウの木もあるらしい。天気のいい日は富士山を見ることもできるという。入場は無料だ。
ここを歩いていると、まさかジャンクションの屋上とは思えない。両側に立つタワマン、プリズムタワーの5階、クロスエアタワーの9階は庭園に直結している。グッドデザイン賞の受賞理由はこの庭園の存在も大きい。
池尻大橋の「大橋」は、江戸時代の文化年間(1804~18年)に目黒川に掛けられた橋なのだそうだ。明治頃までこのあたりは農村地帯で、水田や牧場が広がっていた。その後、くねくね蛇行していた大山街道がまっすぐに整備され、現在は国道246号となっている。1907年(明治40年)には、玉川電鉄(その後東急玉川線)が開通し、現在の大橋ジャンクションの場所には玉電大橋車庫があった。
こんな歴史があるのだが、前にも書いたとおり、街の印象はうすい。しかし、国道246号から1ブロック内側に入り込むと、途端に印象が変わる。




















無料会員登録はこちら
ログインはこちら