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「3時間以内にしたくなる」が5割…災害時の"トイレ行動"のリアル――必要な携帯トイレの数や事前にやっておく準備とは

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  • 加藤 篤 日本トイレ研究所代表理事
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トイレパニックは、単なる「不便」ではなく、被災者の命と尊厳を脅かす重大な問題です。

便器が流されない大小便で満杯になると、悪臭が立ちこめ、清掃もままならない不衛生な状態に陥ります。このような環境では、ノロウイルスなどの消化器感染症が広がりやすくなり、避難所内で集団下痢や嘔吐が発生するリスクが高まります。

繰り返されるトイレパニック(撮影:NPO法人日本トイレ研究所)

「水分摂取を控えた」が5割

トイレが不便だったり不衛生だったりすると心理的負担が大きくなり、「使いたくない」と感じます。

トイレが暗い、汚い、寒い、遠い、和便器が使えない、段差があって使いづらいなどの要因が重なると、人は無意識のうちに排泄を我慢し、水分摂取を控えるようになります。

能登町の調査では、トイレに行く回数を減らすために水分摂取を控えた人は、「ときどきあった」「一度だけあった」をあわせると55.9%になりました。特に女性や高齢者、障害者にとっては切実な問題です。その結果、脱水症や便秘症が起こりやすくなり、エコノミークラス症候群のリスクが高まります。

トイレに行く回数を減らすために水分摂取を控えた人(出典:能登半島地震〈能登町〉におけるトイレ事情調査 2025年 NPO法人日本トイレ研究所〈災害用トイレ普及・推進チーム〉)

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【外部支援の期待と現実】

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