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父の後を継いだ新指導者モジタバ師の「イラン・イデオロギー」とは何か、マフディー(救世主)たることを熱望するイラン国民

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イランの新指導者に選出されたモジタバ師。アメリカ・イスラエルの共同軍事作戦で殺害されたハメネイ師の次男となる(写真・AFP=時事)
アメリカとイスラエルの共同軍事作戦によって殺害されたイランの最高指導者ハメネイ師の後継者として、ハメネイ師の次男であるモジタバ師が選出された。1969年生まれの彼を、シーア派十二イマーム派が多数のイラン国民はどのように見ているか。

普通の国家ではない「狂信的イデオロギー」?

トランプ大統領は2026年2月28日に、イラン攻撃開始に伴う国民向けの声明でイランを「過激なイデオロギーに突き動かされた政権」と断じ、核武装はその思想を背景にした「狂気」であると発言。イランの人々に対し、この「革命的イデオロギー」から解放される時が来たと呼びかけた。

また26年3月1日、トランプ氏はSNSの「Truth Social」への投稿でも、イランの指導部を「血に飢えた暴力団(Gang of bloodthirsty thugs)」と呼び、彼らが掲げる「死のイデオロギー」が世界中にテロを輸出してきたと非難。今こそイランは「イデオロギーの支配」を脱し、国を取り戻すべきだと主張した。

アメリカのマルコ・ルビオ国務長官も26年3月3日、アメリカ国務省で行った記者会見で、「イランは宗教的な狂信者(Religious fanatic lunatics)によって支配されている。彼らは、世界が手出しできなくなるまでミサイルやドローンの背後に核兵器を隠し持ち、自らの野望を達成しようとしている」と断言した。

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