「山田」の付くICには「山田」「山田北」「山田南」「山田東」「山田西」があるので、「揃っているではないか」と声を上げそうになるが、実際には前者の3カ所は岩手県山田町(いずれも三陸道)、後者の2カ所は名二環(名古屋第二環状自動車道)にあって、所在は名古屋市西区である。
「山田」は、かつてこの一帯が名古屋市編入前まで西春日井郡山田村だったことから今に残る地名である。
また、「高田IC」が全国に4つあるが、それぞれまったく別の県にある。東から千葉県の「高田IC」(千葉東金道路)、石川県の「高田IC」(能越道)、広島県の「高田IC」(中国道)、福岡県の「高田IC」(有明海沿岸道)だ。
読み方は、前者2施設は「たかだ」だが、後者2施設は「たかた」と濁らない。
さらに、「○○高田」まで入れると他にもあり、「上越高田IC」(新潟県上越市 上信越道)、「橿原高田IC」(奈良県橿原市と大和高田市との境界付近 京奈和道)、「陸前高田IC」「陸前高田長部IC」(ともに岩手県陸前高田市 三陸道)と、全国に“高田ファミリー”が多いことがうかがい知れる。
「海南東IC」の意味は?
なお、東西南北のうち3つまで揃うところであれば、いくつもある。札幌市の「札幌南」「札幌北」「札幌西」、八戸市の「八戸北」「八戸南」「八戸西」(ほかに「八戸」も)などである。
このほか、方角に関しては、一見ややこしい名称のICがある。「芸西西IC」(高知東部道)と「海南東IC」(阪和道)もその一例だ。
「芸西西」は、西が2字重なるので、一瞬首をひねってしまうが、これは高知県安芸郡芸西(げいせい)村の「西側」にあるための命名である。ちなみに、現在建設中の区間に「芸西東(げいせいひがし)IC」が設置される予定である。
「海南東IC」は「海の南東」かと思ってしまうが、実際は「海南市の東」という意味である。ちなみに阪和道には、「美原南」「泉南」「阪南」「海南」「御坊南」「印南(いなみ)」と「南」がつくICが目白押しだ。
今回はここまでとし、あと一回、今まで扱わなかった視点でIC名をまとめようと思う。
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