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神戸地下鉄北神線「異例ずくめ」な路線誕生の背景 駅は「日本一高く」なったが運賃は大幅に下がった

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  • 山本 学 神戸経済ニュース編集長
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異例という点では北神急行電鉄に関するキャラクターの諸権利が神戸市交通局に引き継がれたということもある。

北神急行電鉄のマスコット「北神弓子(きたがみ・きゅうこ)」は、神戸市北区の神に使える巫女で北線急行電鉄の守り神という設定で14年に登場。イベントを開くとコスプレイヤーが現れるほどの人気のキャラクターに育っていた。

神戸市営地下鉄のPRキャラクターとして華麗な移籍を遂げ、神戸市営地下鉄北神線が発足した記念列車にはヘッドマークに神戸市交通局の制服を着用した北神弓子が描かれた。

このほか注目されない変化だが標高244mの谷上駅は「最も標高の高い地下鉄の駅」という異例の記録も誕生した。

谷上駅へ同時に到着する神戸電鉄有馬線(左)と地下鉄北神線の電車。平日朝のラッシュ時間帯を除いてほぼ終日同じホームで乗り換えができる(編集部撮影)
【写真をもっと見る】現在は引退した旧北神急行車両「7000系」と、「北神弓子」のヘッドマーク

課題は沿線外からの乗客誘致

経営に不安のあった北神急行電鉄の路線が神戸市営地下鉄の一部に転じ、ひとまず廃止を心配せずに安心して乗れるようになったと感じている沿線住民が多いのではないか。

路線の維持・活用に向けた今後の課題は沿線住民以外の乗客誘致だろう。

例えば神戸空港・三宮から有馬温泉までの動線として、訪日客を含めた観光客をいかに円滑に誘導するかという点だ。それを考えたとしても、北神線が神戸市営地下鉄の一部になったのはプラスだったといえそうだ。

【写真を見る】神戸地下鉄北神線「異例ずくめ」な路線誕生の背景 駅は「日本一高く」なったが運賃は大幅に下がった(32枚)
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