発売1週間で500万本の大ヒット『バイオハザード レクイエム』 カプコンの看板シリーズが長年ヒットを続ける構造とは

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歴代シリーズも安定して大きな販売本数を記録しており、たとえば『バイオハザード RE:2』は累計約1680万本を記録している。これはカプコンのゲームの歴代3位に相当するのだが、『レクイエム』はそれを超えてくるだろう。

シリーズ全体の展開やホラーのさじ加減にも注目

本作ではゾンビにも個性があり、それぞれに応じた動きをする。かつ、それがゲーム攻略にもかかわってくる(画像はSteamより)

『バイオハザード』シリーズのすごいところは、世界に通用するビッグタイトルでありつつ、ほどよくカジュアルなところである。

ビデオゲームが好きであればあるほど複雑なものを好むが、軽く遊ぶ人たちにとってそれはややこしすぎる。ゆえにカジュアルさも重要なのだが、当然ながら手軽すぎると浅いものだと見られてしまう。そのバランスが大事なのだ。

『レクイエム』は確かにホラーゲームなのだが、明らかにほどほどに怖がらせようとしている。驚かせる演出はあるにはあるのだが、やはり控えめ。一方で敵にやられる演出はきちんとおぞましかったりと、さじ加減がうまい。一人称視点と三人称視点を自由に設定できるのも、幅広いユーザー層を想定しているからだろう。

2017年に発売された『バイオハザード7 レジデント イービル』は、全編VR対応なのもあって明らかにホラーに寄りすぎていた。それゆえに次回作の宣伝で「こわくない」とアピールするハメになっていたほどだ。

2021年発売の『バイオハザード ヴィレッジ』では、一部のステージのみかなりホラー演出が際立っているといった作りになっていた。『レクイエム』はそこよりさらに控えめな調整になっており、バランスを図っていたのだろう。

シリーズファンにはおなじみのラクーンシティが再登場。『バイオハザード RE:2』を遊んでいるとよりおもしろく感じられるだろう(画像はSteamより)
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