「CMでおなじみのSaaSほど死ぬ…?」「SaaSの死」がここまで騒がれる"本当の理由"

✎ 1〜 ✎ 17 ✎ 18 ✎ 19 ✎ 20
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「SaaSの死」が投資家やソフトウェア業界以外の人の間でも話題になっているのは、たんに流されているCMが多いからというわけではないはずです。

「SaaSの死」に至らしめるAIの自分の仕事への影響が気になるからではないでしょうか。

この1カ月どのくらい「人間だからできる仕事」をした?

昨年から「AIエージェントがホワイトカラーの仕事を奪う」という見方がある一方で、「人にしかできない仕事があるから大丈夫」という意見もあります。

では、その「人にしかできない仕事」とは何でしょうか。

SaaS業界をヒントにすると、「コモディティ化しにくい領域は代替されにくい」という仮説が見えてきます。

そこで、少し立ち止まって考えてみてください。

この1カ月の間に、あなたは新しいアイデアを提案したでしょうか。あるいは、周囲の空気に流されず、あえて反対意見を述べて議論を深めたでしょうか

こうした尖った行動は、まさに“脱コモディティ化”のひとつです(もちろん内容次第ですが)。

「SaaSの死」が気になるのは、ホワイトカラー自身が“自分の仕事がコモディティ化しつつある”という暗い予兆を感じ取っているからなのかもしれません。

大野 隆司 経営コンサルタント、ジャパン・マネジメント・コンサルタンシー・グループ合同会社代表

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

おおの りゅうじ / Ryuji Ono

1986年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。アンダーセン・コンサルティングを皮切りに戦略系、デジタル・IT系、フィナンシャル・アドバイザリー系と複数の外資系コンサルティング会社にて数多くの案件を遂行。ローランド・ベルガー、KPMG FASなどでパートナーを務め2019年独立。現在はDX、イノベーション創発などのテーマにおいて、約70名の独立コンサルタントとともにチームを組成して企業支援を行う。湯河原在住。週末は自宅でドックカフェを開く。愛犬飼育管理士、わな猟狩猟免状を保有。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事