渋谷"日本一新しい廃墟"に会員急増ジム「フィットイージー」誕生 "運動しない人"も取り込む「なんでもあり」仕掛けとは?

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対してチョコザップは2022年7月からスタート。わずか3年で1800店舗まで急拡大し、一時は会員数が135万人を突破した。最近は急拡大によるひずみが生じたことで会員数はやや減少し、頭打ちとなっている。ただしチョコザップの会費は3278円と、フィットイージーの半分から三分の一ほどになり価格帯が異なる。

将来2500店舗、FC加盟店開発がカギ

対するフィットイージーは2026年3月末現在で262店舗(予定)、現在の会員数は24.3万人(2026年1月末時点)だ。毎年、昨対比およそ150%の右肩上がりで会員数を増やし、成長を続けている。

フィットイージーは創業当初、本拠地の岐阜をはじめとする東海地方を中心に展開。郊外立地でノウハウを着実に積み重ね、やがて都心部にも進出。2025年6月からは東京23区内に積極出店を仕掛けた。

東京「快進撃」と自ら宣言し、旗艦店となる渋谷店含む店舗を次々とオープンした(画像:フィットイージー プレスリリースより)※キャンペーンは現在は終了

郊外立地から都市型立地、さらにイオンモールなどの商業施設内にも出店をしており、それぞれの立地で実証を重ねてじわじわと店舗数を重ねている。今後の新規出店は、今期84店舗、来期118店舗と伸ばし、将来的には2500店舗体制を目指しているという。

拡大のカギはフランチャイズの加盟店開発にある。同社は創業当初からフランチャイズ展開を視野に入れており、実はフィットイージーの店舗の約85%はフランチャイズだ。2021年12月に同社取締役副社長に就任した中森勇樹氏は、長年、ビデオレンタルやリユースなどのフランチャイズ展開に携わってきたプロフェッショナルだという。

同氏の陣頭指揮のもと、いかに加盟オーナーを集められるかが今後の成長を握っている。

フィットネスジムの新しい在り方を示したフィットイージー、今後の成長を見守りたい。

【合わせて読む↓】
「日本一新しい廃墟」渋谷サクラステージに誕生した「急成長のジム」3カ月通ってわかった"想像を超える中身"と"たったひとつの不満"
大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト

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おおぜき まなみ / Manami Ozeki

1988年栃木県生まれ。東北大学卒業後、教育系出版社や飲食業界系出版社を経て、2019年3月より飲食業界のトレンドを発信するWEBメディア「フードスタジアム」の編集長に就任。年間約300の飲食店を視察、100人の飲食店オーナーを取材する。
Instagram:@manami_ohzeki

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