子宮残す?残さない?「筋腫治療」今どきの選択肢――"ライフスタイルで変える治し方"や最新治療について取材
「筋腫と一口に言ってもさまざまで、おなかを外から触るとわかるくらいの大きさになっているものや、重さが1キロを超えるものもあります。数も1つだけの場合もあれば、100個以上できる場合もあり、筋腫の成長スピードもそれぞれ違います」と羽田医師。
筋腫があっても症状がない人もいる。あるいは症状があったとしてもあまり気にならない、痛みは市販薬で対応できているという人もいる。そういう人はそもそも婦人科を受診することはない。
受診するのは、月経の量が多い、痛みが強くて市販薬ではどうしようもないといった困りごとがあるケースだ。このほか、健康診断で貧血を指摘されたり、不妊症の検査や妊娠を機に産婦人科を受診したりして見つかるケースもあるという。
筋腫の場所と症状の関係
一般的に、子宮筋腫はできる場所によって症状や困りごとが変わる。
子宮の内側にできるものが「粘膜下筋腫」、外側にできるものが「漿膜下(しょうまくか)筋腫」、子宮の壁(筋肉)の中にできるものが「筋層内筋腫」だ。
「粘膜下筋腫は1センチ程度の小さなものでも、過多月経や不妊の原因となります。筋層内筋腫も大きくなるにつれて過多月経を引き起こします。一方、漿膜下筋腫であれば、7~8センチの大きさでも問題を起こすことはほとんどなく、手術の必要はないことが多いです」(羽田医師)
月経の量が多いというのは、具体的には昼用のナプキンが1時間もたなかったり、昼間に夜用ナプキンをしなければならなかったり、レバー状の塊が出るといった場合だ。
「女性にとって月経は定期的にあるものなので、量が増えたり、貧血の症状があったりしても、不調に慣れてしまって病気に気づかない方も多くいらっしゃいます。若いころは平気だったのに、30代になって月経の量が増えたという方は、一度、婦人科を受診してほしい」(羽田医師)





















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