北朝鮮・朝鮮労働党大会で党官僚の支配強化、軍人は抗体、世代交代も進展、金正恩総書記の権力固め進む(前編)
対米政策については「核保有こそ帝国主義の侵略の野望に終止符を打つ唯一の手段だ。朝米関係の展望はアメリカ側の態度に懸かっている。平和的共存にも永遠の対決にも、われわれは準備できている」と牽制した。
そのうえで「わが国の現在の地位を尊重し、対朝鮮敵視政策を撤回するなら、われわれもアメリカと仲良く過ごせない理由はない」とし、核保有を認め、アメリカが敵視政策を撤回するなら米朝対話は可能であるとした。トランプ米大統領の3月末から4月の訪中を睨んだ方針表明であろう。
党規約改正を明らかにしながらも内容は非公表
韓国に対しては、北朝鮮がこれまでに表明してきた「敵対的な2国間関係」という規定に基づき、極めて厳しい姿勢を示した。金正恩党総書記は「韓国を同族という範疇から永遠に排除するであろう」とし「永遠の敵として扱う」と言明した。
そのうえで「核保有国の門前で実行される韓国の騒がしい行動がわれわれの安全環境に触れる行為と認められる場合、われわれは任意の行動を開始するかもしれない。その行動の延長線で韓国の完全崩壊可能性は排除されない」と威嚇した。
しかし、党規約改正を明らかにしながら、党規約改正で南北関係や統一問題についての改正が行われたのかどうかについては言及しなかった。
党大会はこうしたものだったが、本稿では第9回党大会で決定された人事について大会の進行と併せて報告する。





















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