「8割が御三家・早慶以上合格」叩き出す算数塾が示す"普通の子"の勝ち筋とは?《中学受験・難関校の算数が激ムズの理由》
受験人口が多く、私立中学に行きたい家庭が増えれば、入試は自然と難しくなります。学校側はテストで差をつくらなければなりませんからね。
その前提で、今は都心3区では私立中学受験者が小学校の半分以上もいるような状況。教育熱心な家庭にとって、ひと昔前よりも中学受験は身近な選択肢だと感じます。東京都の私立高校無償化の影響もあるでしょう。
中学受験では一見偏差値が高くない学校でも、素晴らしい学校だらけです。とてもいい私立中学が、中学受験だと……言葉は悪いですが「とってもお得」なんです。
こんなに手厚い、いい学校がこの偏差値で!? という状況。いい環境で6年間学ぶ権利のために頑張ろうと思えるので、結果的に受験人口が高止まりしているのだと思います。
塾業界の進化で入試問題は難化か
入試問題については、塾業界全体の進化も難度上昇の要因でしょう。最難関校が新しい問題を開発し、それが中堅校に波及することで入試問題のレベルが底上げされていきます。
塾側も、生徒を合格させるために非常に熱心に頑張っています。その新しい問題に対応するために懸命に教える。結果、難易度が少しずつ上がるのでしょう。
――なるほど、見方によっては「いたちごっこ」とも言えますが……。とくに算数では難易度の上昇が顕著だと感じます。算数にいささか偏重した入試については賛否もあります。
各科目には役割があります。個人の見解ですが、算数は思考力、理科は自然への興味、社会は人が作り出した仕組みへの関心、国語は感受性や読解力。なかでも算数は論理的思考を測りやすい科目です。





















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