1と2を実行したうえで、「長期的な将来性は変わっていない」「今の暴落は一時的なものだ」と自分で判断できたら、僕は逆張りします。みんなが売る中で買いに向かうわけです。
「落ちるナイフをつかむな」という有名な相場格言がありますが、僕に言わせればこういうときの投資対象は落ちるナイフではなく、これから打ち上がるロケットです。長期的な価値は変わっていないのにみんなが恐怖で投げ売りし、バーゲン価格になっているのですから、他人と差をつける絶好のチャンスなのです。
ただ、暴落の翌日から回復していくこともあれば、1年以上下落が続くこともあり、そのタイミングは事前にはわかりません。そこで僕は、あらかじめ機械的にルールを決めておくようにしています。
たとえば、「余剰資金500万円を用意しておき、指数や銘柄が5%下がるごとに100万円ずつ投入していく」という感じです。これを続けて資金が尽きたら、何もせずに見守ることに決めています。
暴落が始まってから考えると判断を誤りやすいので、事前に「どこまで、いくらまで、どう使うか」を決めておくのが重要です。
この“逆張り用の弾”を確保しておくために、僕は普段から現金を厚めに持っています。
とはいえ、不安が勝ってしまったら…
とはいえ、暴落はメンタルを直撃します。心配で眠れなくなった、含み損の大きさに耐えられないと感じたとしたら、それは自分が許容できる以上にリスクを取っていたことになります。
その場合は、配分やルールを見直すべきです。現金比率を増やす、積み立て額を一時的に減らす・止める、債券などリスクが低めの対象にスイッチするなど、自分の身の丈に合ったリスクに調整し直しましょう。
この4ステップのうち、1と2は必ず実行し、3と4はいずれかを行うことになります。4を選んだ場合、結果的に投げ売り(損切り)になってしまいますが、自分でよく考えたうえでリスクを下げるという結論を出したのであればそれでいいと思います。
「休むも相場」という格言があるほどですから、積み立てを一部止めて現金比率をじわじわ上げる、という守りの姿勢に入る選択もあるでしょう。僕も実際によく休みます。また、逆張り投資はリスクを取りすぎると思うなら、1と2でとどめておいてもかまいません。
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