「塾なし・通信制高校→東大ほぼ首席合格」を導いた親の"神対応"とは? 非進学校から難関大を目指すための「現実的な」攻略法

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だから、進学校の生徒は吸収速度が速い。外から見ると、「地頭がいい」ように見える。非進学校では、このような生徒を見ることがほとんどないため、この重要性が共有されにくい。

検索すると、「東大合格までの参考書ルート」などは山ほど出てくるが、実際には同じ教材を使用しても、理解度やスピードに大きな差があることに気付ける機会はほとんどない。

だからこそ、最初に本気で取り組むべきは国語である。ただし、国語の授業がそのまま国語力を伸ばすとは限らない。多様な文章を読むこと、論理を言語化する訓練を積むこと、優秀な人と対話で学ぶこと。

必要に応じて、オンラインなどの個別指導を活用することも選択肢だ。国語は学習におけるエンジンである。国語を鍛えないまま受験勉強を続けるのは、カーレースに1人自転車で挑んでいるようなものである。

夢を否定せず、根拠のない楽観にも流れない

進学校の生徒と能力差が決定的に大きいわけではないことには、勉強をしていくうちに気付くであろう。しかし、そのままでは「情報」と「未来の見通し」は圧倒的に差がついてしまう。

だからこそ、周囲の大人にできることは明確だ。

・ゴールを具体化する

・全体像を早く見せる

・国語力を鍛える

・浪人の選択肢を早めに共有する

子どもが「東大を目指す」と言ったとき、それは無謀な宣言とは限らない。夢を否定しないこと。だが、根拠のない楽観にも流れないこと。

そのために「根拠を作る」ことが、周りの大人にできる最大限の支援なのではないだろうか。

東洋経済education×ICTでは、小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。
神田 直樹 Overfocus代表

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かんだ なおき / Naoki Kanda

1998年生まれ。中学生のときに東大を目指すことを決め、定時制高校にも塾にも通わず、通信制のNHK学園を経て、独学で2018年東京大学文科Ⅰ類合格。東京大学法学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、“東大生がつくる国語に特化した個別指導”「ヨミサマ。」を立ち上げる。著書に自分自身の独学ノウハウを詰め込んだ『成績アップは「国語」で決まる!』がある(X:@Kanda_Overfocus)

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