定時退社のホワイト企業で働く若手が会社を辞めた"令和らしい理由"。成長の機会奪う"ホワイトハラスメント"が会社に与える深刻ダメージとは

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3. 「Iメッセージ」で事実を伝える

耳の痛いことを伝える「ギャップ・フィードバック」の際には、主語を「私」にする「Iメッセージ」を活用します。「君は不誠実だ(=Youメッセージ)」のように、人格を攻撃するメッセージではなく、「報告が遅れたことで、私は今後のプロジェクトの進捗に不安を感じている(=Iメッセージ)」と、事実とそれに対する上司の主観的な感情を込めたメッセージ伝えるのです。これにより、部下は反発心を持つことなく、現状を客観的に把握し、改善へと向かうことができます。

メンバーの人生を預かる覚悟を持つこと

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私はメンバーと関わる時、常に彼らの背後にいる「親御さん」の姿を想像します。大切に育てられ、社会に送り出された一人ひとりの人生を、私たちは預かっているのです。その彼らが「優しすぎる職場」で成長を止められ、将来の可能性を奪われてしまうことこそが、真の不幸ではないでしょうか。

「叱らない」ことが優しさではありません。部下の可能性を信じ切り、彼らの掲げた目標達成のために、時には厳しい現実をフィードバックする。それこそが、リードマネジャーとしての「愛」であり、責任です。

マネジメントは技術です。技術である以上、誰でも、いつからでも習得可能です。 部下を「殺す」優しさではなく、部下を「生かす」成長支援の技術を、共に磨いていきましょう。マネジャーが変われば、組織が変わり、そこに働く人々の人生が確実に輝き始めるのです。

橋本 拓也 アチーブメント取締役営業本部長・トレーナー

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はしもと・たくや / Takuya Hashimoto

千葉大学卒業後、2006年アチーブメントに入社。入社1年目で新規事業の責任者に抜擢され家庭教師派遣事業を立ち上げるも、5年で事業閉鎖。2008年よりメンバーマネジメントに携わるが、異動・退職などが多く、7年間マネジメントの無免許運転期間を過ごす。その後、世界60カ国以上で学ばれる「選択理論心理学」を土台にしたマネジメントに取り組み、マネジメントが激変。メンバーおよび組織の飛躍的な成長を創り出し、2021年に新卒初の執行役員、2022年に取締役に就任。現在は130人以上のメンバーマネジメントに携わる。2023年に開講したマネジメント講座は1年でシリーズ累計1000人以上が受講。また、企業経営者や管理職、ビジネスパーソンらが年間1.8万人以上受講するセミナー『頂点への道』講座シリーズのメイン講師を務める。これまでに研修を担当した受講生は3万人にのぼる。

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