7歳で読書量多い→11歳で「情緒の問題」少ない。物語を読むほど"人に嫌われることが怖くなくなる"不思議
しかし、しばらく時間を忘れて読書をしていると(そのまま寝てしまうこともしばしばでしたが……)、悲観的な気分や激しい怒りがおさまり、「まぁ、なんとかやるかぁ……」という気分になって、モゾモゾと動き出すことができました。
物語に限らない読書の効果として、読書が気分の持ち直しに役立つという研究があります。最近発表された、明治大学の濱田祥子さんらが行った実験です。
大学生・大学院生85名のうち、約半数を物語(短編小説)、残りの半数を説明文(新書の一部)の条件に割り当てて読書をしてもらいます。すると物語条件でも説明文条件でも、読書をすることでネガティブな気分が和らぐという結果が得られました。
そのメカニズムとしては、短時間活動で起こる軽い没入(マイクロフロー体験)が関与しているのではないかと考えられています。
もしかしたら子どものころの私も、本の世界に没頭することでつらいことから逃避し、気持ちをリフレッシュしようとしていたのかもしれませんね。
読書は「ワクチン」「行動のきっかけ」「逃避場所」に
このように読書は、ワクチンとして人間関係からのダメージを和らげる一方、行動を起こすきっかけとなり、成長のための貴重な「世界からの押し返し」を経験させてくれます。さらには一時的な避難場所としても機能し、子どもに再起のための回復時間を与えてくれます。
こうした経験を繰り返していく中で、人から嫌われること、友達とうまくいかないことを恐れすぎない心が養われていくのでしょう。
と新書の比較を通して. 読書科学, 65, 131-144.
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