兄の秀吉は立身出世を目指して放浪、弟の秀長は、一家を支えるべく農作業…大河ドラマ「豊臣兄弟!」弟・秀長と兄・秀吉の父親は誰だったのか
文献により異なる秀長の生まれ年
豊臣秀吉の弟である秀長は、どのような生い立ちなのか。
江戸時代末期に成立した『系図纂要』(けいずさんよう)の「号外十八」では「豊臣朝臣姓」の項に、豊臣家の家系図が記されている。それによると、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長は天文9(1540)年3月2日に生まれて「小一郎」と呼ばれていたようだ。
「秀長 天文九年三月二日生 小一郎」
ただし、『多聞院日記』によれば、秀長の享年は「五十一」とある。逆算すると、天文10(1541)年に生まれたことになり、『系図纂要』と一致しない。
秀長の生年は、天文9年か10年かのいずれかということになるが、秀長が重い病に伏せたときに、平癒を祈って祈祷状が出されたことがあった。天正18(1590)年10月のことである。


















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