サイバー被害に遭った経営者の告白、取引先→「大変申し上げにくいのですが…今まで一体何をしていたんですか?」各所の関係悪化に震えるリアル

(画像: Graphs / PIXTA)
サイバー攻撃は突然やってきます。しかし、ほとんどの企業は自社がサイバー攻撃に遭ったことがありません。そのため、実際に被害に遭ってしまうとどのような状況に巻き込まれるか、イメージができないようです。
では実際に、サイバー被害に遭ってしまうとどうなるのか。私の近著『中堅・中小企業のための サイバーセキュリティ対策の新常識』(東洋経済新報社)から一部抜粋・編集してお届けしましょう。

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なお、同書ではさらに詳細なやり取りを、臨場感ある対話形式で掲載しています。随所に解説やコメントを設けてわかりやすく補足もしていますので、ぜひ、よりリアルな追体験をしていただければと思います。
本記事はその一部ですが、早速見てみましょう。あなたの会社も、突然このような状態になる可能性がある、という前提で「自分ごと」として読み進めていただくことをおすすめします。
ある日、仕事がストップした…!原因究明に1000万円かかる?!
主人公はとある会社の経営者です。会社がサイバー攻撃の被害に遭ったのか、システムが使えず、仕事が数日間ストップしてしまいました。システム会社も調査中のようで、詳しいことはよくわかりませんが、経営者としては早く仕事を始めたいと思っています。
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