「G7各国の首脳たちの仲間に入れず」「ポツンとぼっち」G7サミットで“浮いていた”石破茂首相…《発言が苦手な人を救う“4つの方法”》
発言力を磨くことはもちろん大切だが、それと同じくらい、発言していない時間の“ふるまい”にも意識を向けたい。
視線を合わせる、落ち着いた態度を保つ、相手の話を真剣に聞いていることが伝わる表情を心がける──こうした非言語的なふるまいは、単なる印象操作ではない。
相手に「この人は状況を理解している」「周囲をよく見て動ける人だ」といった印象を与え、無意識下での評価を高める働きがある。

大勢いる場での発言が苦手な人が「存在感を示す」方法
以下では、石破首相ができていなかった「話していないとき」こそ意識したい「非言語的なふるまい」を4つ紹介する。
発言できないときほど、自分の身体の置き方が空間に与える印象は大きい。姿勢が崩れていたり、椅子にもたれていたり、あるいはたびたびスマートフォンに視線を落とすといった関係のない動きをしてしまうと、瞬時に「この場に関心がない人」として扱われかねない。
座っているときは、テーブルに軽く手を置くことで「この場に参加している」という意思が伝わる。
脇の下にレモン1個分くらいの空間をわずかにつくり、上半身を広く使う意識を持つと、存在感が自然と引き立つ。背筋を伸ばし、やや前傾気味の姿勢を保つことで、静かながらも「関わる姿勢」を伝えることができる。
このように、言葉を発していない時間であっても、身体のあり方1つで、周囲との見えない対話は十分に成り立つ。座る位置や姿勢、身のこなしといった、目に見えるふるまいに加え、自分の注意や関心が場に向いているかどうかという、いわば“気配”のようなものもまた、周囲には確かに伝わるのだ。
発言していないときでも、意外と見られている。特に会議や懇親の場では、「聞いているときの態度」が、その人の存在感を大きく左右する。なかでも、うなずきと表情の使い方は重要な非言語のメッセージとなる。
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