【少女漫画から出てきたようなイケメン】【共立美容外科の御曹子】 嫉妬じゃない!過去最高ハイスぺの《6代目バチェラー》が不評を買う理由

✎ 1〜 ✎ 138 ✎ 139 ✎ 140 ✎ 141
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

一方で、「らしさ」を強要する時代は終わりを告げています。

適切かつスマートに振る舞うことが、これからのバチェラー像に求められていくのかもしれません。今回のバチェラーを見る限り、ギラギラ感からキラキラ感へシフトしようとしているようにすら思います。

人気ロングラン番組としての抜かりなさ

番組は2017年から続き、男性版と女性版を合わせると、番組はこれで9シーズン目です。

アメリカのワーナー・ブラザースグループが保有するオリジナルフォーマットを「バチェラー・ジャパン」としてローカライズし、吉本興業と電通の合弁会社YDクリエイションが制作して成功し続けているわけですが、人気ロングラン番組として維持する抜かりのなさを感じもします。

今は過渡期と言えます。今後どのような方向性に進むのか答えを出しているわけではなさそうですが、引き続き断トツの1位の座を狙っていくはずです。

最新作の全話配信後のAmazonレビューの評価がどう変化しようとも、番組としての余裕はまだありそうです。

長谷川 朋子 コラムニスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

はせがわ ともこ / Tomoko Hasegawa

メディア/テレビ業界ジャーナリスト。国内外のドラマ、バラエティ、ドキュメンタリー番組制作事情をテーマに、テレビビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。最も得意とする分野は番組コンテンツの海外流通ビジネス。フランス・カンヌで開催される世界最大規模の映像コンテンツ見本市MIP現地取材を約10年にわたって重ね、日本人ジャーナリストとしてはこの分野におけるオーソリティとして活動。業界で権威ある「ATP賞テレビグランプリ」の「総務大臣賞」の審査員や、業界セミナー講師、札幌市による行政支援プロジェクトのファシリテーターなども務める。著書は「Netflix戦略と流儀」(中公新書ラクレ)。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事