【少女漫画から出てきたようなイケメン】【共立美容外科の御曹子】 嫉妬じゃない!過去最高ハイスぺの《6代目バチェラー》が不評を買う理由

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これまでにないほど華やぎ、ひとりひとり本気スイッチが早めに入っている様子もうかがえます。女性陣の必死でひたむきな恋愛戦略も見どころです。一人残らずバチェラーにほれ込み、好き度が増していく女性たちの姿があります。

それでも不評を買っている要因の1つとして考えられるのは「何かが足りない」と感じさせていることにあると思います。その何かとは、バチェラーの必死さです。

もしかしたら内心、必死なのかもしれません。あえて見せていないのであれば、ある意味、完璧さが仇になっています。

番組のルール上、バチェラーは選んだ女性に「ローズ」を渡し、受け取れなかった女性は脱落するというわかりやすさがあるものの、終盤戦に入ってもバチェラーは何を考えているのか、誰に心が動かされているのか見えにくいままです。

もめ事ゼロで「平等バチェラー」と揶揄も

番組の中でバチェラーは、「僕のためにいろいろ考えてくれていたんだなと思ったら嬉しくて」などと話すことが割と多く、つまりこれは受け身の恋愛ということ。カッコ悪いぐらい必死になってリードしたり、突き進んだり、悩むような姿を少なくともカメラは捉えていません。

参加女性ひとりひとりに気を配り、参加女性から「平等バチェラー」と揶揄されることがあっても、もめ事はゼロ。炎上させない安全運転に少々物足りなさを感じてしまいます。

バチェラーと参加女性
参加女性ひとりひとりに気を配り、もめ事ゼロの場面が多い(写真: ©2025 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved)

6月3日に行われた配信直前スペシャルトークイベントに登壇した際も、バチェラー久次米一輝さんは慎重に言葉を選んで話す様子が印象的でした。

「この旅は、僕だけでは成り立たなくて、参加してくれた女性たちの力がすごく大きいと思っています。この旅だからこそ築けた関係性や、想いがあります」と、周りへの気配りを感じます。見方を変えれば、自信たっぷり強気に振る舞う「男らしさ」はありません。

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