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日本経済を支えた伝統を礎に
新時代の鉃鋼ビルディングが誕生

  • 制作:東洋経済企画広告制作チーム
東京駅隣接の好立地はそのままに、地上26階建てのオフィス棟と地上20階建てのサービスアパートメント棟からなる最新鋭ビルとして生まれ変わる
1951年、戦後初の高層ビルとして誕生し、近代的なビジネスセンターとして日本の復興と高度経済成長を支えてきた鉃鋼ビルディング。その鉃鋼ビルディングが、2015年秋、新たなランドマークとして生まれ変わる。「ここから新たな歴史をつなぐ」と話す増岡祥文社長に、現在の思いや今後へのビジョンを聞いた。

60余年の伝統の上に先進的な機能を満載

鉃鋼ビルディングのルーツは、1888年に広島県・呉で創業した増岡商店までさかのぼる。1949年から現在の会社の歴史を刻み始め、51年7月、落成を待たずに鉄鋼関連企業や諸団体の入居契約がまとまったことから、その名も第一鉃鋼ビルディングが東京・丸の内に誕生。3年後には第二鉃鋼ビルディングが竣工している。

鉃鋼ビルディング
代表取締役社長兼最高経営責任者
増岡 祥文

その後も拡張を続けた鉃鋼ビルディングは、東京駅八重洲北口から呉服橋に至る全長200メートルに及ぶ一大ビジネスセンターに発展した。そして2012年、60年余りの歴史を礎に、場所も名称もそのままに生まれ変わることになったのである。

建て替えを惜しむ声もあったが、「最終的には、時代が変化するなかで、入居されるお客様の安全・安心・快適をさらに向上することを第一に考え、再開発に踏み切りました」と増岡社長は振り返る。

丸の内一丁目という好立地は、これまでも新幹線をはじめ、JRや地下鉄が14路線利用可能という快適便利なアクセスを誇ってきた。さらに地上26階、地下3階となる新しい鉃鋼ビルディングオフィス棟の隣には、サービスアパートメント棟が併設され、その1階には24時間稼働するリムジンバス発着所を整備し、羽田・成田両空港がダイレクトアクセスになる。「バスを利用されるお客様のため待合ラウンジを設けるほか、ビル内には貸会議室やラウンジ、フィットネスクラブなどのビジネスサポート施設も充実させ、働く皆さんをバックアップします」。また、東西線コンコースからは、地下プラザと屋内貫通通路を通じて東京駅へのアクセスも可能とした。

上質な雰囲気のロビーを持つオフィス棟は、低層・中層・高層の3バンク構成となっており、目的階へのスムーズな館内動線を実現。エントランスにはバンクごとの専用セキュリティゲートも設置して安心にも万全を期す。

震災時も地域の人を受け入れた温かいビル

建て替え前も、耐震性を進化させてきた鉃鋼ビルディング。新たな建物は、エリアのオフィスビルで初となる中間層免震構造を採用し、関東で想定される最大級の地震にも備えている。「これは、3種類の免震材料を建物の中間部に設けて、地震の影響を最小限にする構造で、皆さんに安全・安心を提供するものです」。

また、非常用発電装置も重油専用ガスタービンと、耐震性の高い中圧ガスも使えるデュアルフューエル方式ガスタービンを採用。停電時にはビル供用部に電源を供給することができる。併せて、食料や水、防災用品を常時備蓄するなど、万全の事業継続計画(BCP)によって、防災ビルとしての機能を最適化。入居者はもちろん帰宅困難者の受け入れ態勢も整え、地域への貢献も果たしていく計画だ。

エリア初となるサービスアパートメント棟のロビー。多様なニーズに応え、オークウッド最上級である「プレミア」ブランドの上質なサービスを提供

実際、建て替え前の鉃鋼ビルディングも万全の防災体制をとっていた。「東日本大震災の時には、帰宅困難となった方々をロビーに受け入れ、貸会議室へと誘導しました。また、社員食堂で食料を作ってお配りしたり、暖房をフルに稼働させて各部屋を暖め、翌朝にはすべての湯沸かし器を使ってアルファ米を温めて食べていただきました。これらには、普段の訓練が大きく役立ちました」。

こうした取り組みへの満足度を示すように、建て替え後も再び入居するテナント企業が多い。そうしたこともあるのか、増岡社長は「最新の技術を駆使しているのですが、実は格子や照明などに、60年以上愛された鉃鋼ビルディングの面影を残す部分もあり、思い描いたとおりに造り上げることができました」と感慨深げだ。

東京と地方、日本と世界をつなぐ懸け橋に

その歴史も継承したうえで、オフィスビルとしての機能も充実。面積はワンフロア当たり平均2370平方メートル(717坪)、最大で2620平方メートル(793坪)あり、バンク単位、フロア単位から最小貸付単位の90平方メートルまで、幅広いオフィス空間ニーズに対応。天井高が2.95メートルあり、アウトフレーム化により柱型の凹凸をなくし、さらに広く開放的な無柱空間とした室内は、入居者ごとの多様なビジネススタイルに合わせ自由に使える。空調もきめ細かいエリアでの風量制御が可能で快適かつ効率的だ。

丸の内で初めてというサービスアパートメントも、大きな話題となっている。ここには、33平方メートルのスタジオ、55平方メートルのワンベッドルームを中心に、最大109平方メートルのスリーベッドルームまであり、単身から家族、1泊から長期滞在に至る多様なニーズに対応できる123室を用意している。

運営には、サービスアパートメントの世界的ブランド「オークウッド」を起用し、東京駅至近という好立地とも相まって、職住近接のライフスタイルをサポートする。しかもここは、オークウッドの最上級である「プレミア」ブランドであり、「サービスのクオリティは、高級ホテルに匹敵するでしょう」と増岡社長は自信をうかがわせる。

東京駅から新たな人の流れを創出する鉃鋼ビルディング南側の広場。24時間稼働のリムジンバス発着所を備え、成田・羽田へもダイレクトアクセス

オフィスで働く人たちの利便性にも特に注力し、デイリーユースのショップやカフェ、コンビニエンスストアからレストラン、クリニックなども厳選してラインナップしている。

今後は、10月末に引き渡しを受け、16年の2月4日がグランドオープンの予定だ。増岡社長は、「鉃鋼ビルディングは、これからも人と人、企業と企業を結び、さらには、丸の内と日本橋をつなぎ、東京と地方をつなぎ、日本と世界をつなぐ懸け橋であり続けたい。そして、日本経済再生の象徴になれれば、こんなうれしいことはありません」と、新しい鉃鋼ビルディングの未来に期待を寄せる。