「採算取れるの?」→まさかの回答が…ゲーム世界をリアルに再現!「ドラゴンクエストウォーク」イベントで見えた”凄まじいこだわり”

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さらに、「ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人」などに登場する宿屋の看板娘「リッカ」もリアルに登場して、元気な挨拶とともにぶんぶん手を振って出迎えてくれる。

「ドラゴンクエストウォーク」のリアルイベント開催も4回目とあって、こういったアトラクションの作りこみ方も、お手の物だ。 

サイコロの出た目でポーズを決めて記念撮影できる。北海道中を旅行した気分(筆者撮影) 
別のスポットでは、カンダタとファイターズガールの記念撮影会も行われた(筆者撮影) 

さらに、会場となった北海道にちなんで、人気番組「水曜どうでしょう」のように、サイコロを振って、出た目の数でモンスター「カンダタ」(ドラゴンクエスト3から登場)と交流できるスポットも設置。

イベント自体が「まわりを楽しませるためにカンダタが考えた」ような設定になっており、参加者は喜んでサイコロを振る……も、場所が高台で風が強く、投げたサイコロが止まらず飛んでいきそうになるハプニングも。

悪党ではあるが、大体何かの詰めが甘いカンダタならではの、思わぬ演出だ。 

カンダタは別の場所でも「ファイターズガール」(北海道日本ハムファイターズの応援チア)との記念撮影会を実施しており、イベントに参加しただけでも北海道を存分に楽しめるような仕掛けが、至る所にちりばめられていた。 

ドラゴンクエストウォークが「リアルイベント向き」な理由 

2017年に横浜で開催されたポケモンGOリアルイベントの様子。人混みは凄まじいが、周囲の景色を楽しんでいる様子はない(筆者撮影) 

位置情報ゲームのリアルイベントと言えば、過去にはポケモンGOが横浜・鳥取などで開催されている。 

ただ、「ドラゴンクエストウォーク」でちょっと違うのは「参加者が普通に歩いて景色を楽しみ、アトラクションを積極的に楽しんでいる」こと。ポケモンGOだと「立ち止まってボールを投げる(指で動作を行う。通称「クルクルポン」)」「アイテムを投げる」といった操作が必要となり、モンスターをゲットするために立ち止まったり、レアポケモンがいる場所に急行する必要がある。 

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