「なぜ外食株は日本が誇る有望投資先なのか?」《80銘柄・3億円》保有する個人投資家が挙げる納得の理由
外食株の第3のメリットは、銘柄選びなどで個人投資家の不利が小さいことです。むしろ、機関投資家のプロよりも個人投資家のほうが有利な面があります。
投資家は、銘柄選びで定量分析と定性分析を行います。
定量分析:財務諸表分析、バリュエーション(株価評価)
定性分析:商品・店舗・経営者・従業員などの評価
定量分析については、外食株を含めていかなる業種のいかなる銘柄でも、高度な分析スキルを持つプロのほうが圧倒的に有利です。
優待狙いの少額投資はもったいない
一方、定性分析については、業種によって事情が大きく違います。ITや製造業では、高度な専門知識と情報収集力を持つプロのほうがやはり有利です。
しかし、「丸亀製麺とはなまるうどんのどちらが美味しいか?」と聞かれたら、プロのアナリストでも個人投資家でも分析の的確さに大差ないでしょう。さらに、外国の機関投資家が実際に店舗を利用して確かめられないのと比べると、個人投資家は圧倒的に有利です。
銘柄選びだけではありません。実際に店舗に行って「このチェーンは素晴らしい!」「このチェーンはもうアカンな」と体感できる個人投資家は、売買においても有利です。
このように外食株投資は、個人投資家がプロに伍して大きな財産を築くための「割と安全な近道」で、優待狙いの少額投資にとどまっているのは残念なことです。今後、外食株への注目が大いに高まることを期待しましょう。
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