【世界の名車を手がけた巨匠ジウジアーロ渾身のデザイン】3000万円オーバーの超高級キャンピングカー、ライカ「クレオスL5009」の衝撃

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キャビン部の外観は、フロント部から後部にかけて流れるようなフォルムが特徴的。全長7980mm×全幅2320mm×全高3030mmといったビッグサイズながら、威圧感はさほどなく、ホワイト基調にブラックの差し色を入れたカラーリングなどが、高級かつクリーンなイメージを醸し出す。

一方、ホワイトレザーのシートなどを使った内装は、豪華かつ明るい雰囲気を持つことが印象的だ。室内高は2050mmを確保し、比較的高い天井により圧迫感はほぼ感じない。6カ所に備えたLEDバーの天井照明も、快活でラグジュアリーな室内空間に貢献する。

豪華&充実したインテリア

車体右側にあるエントランス部分
車体右側にあるエントランス部分(筆者撮影)

車体右側にあるエントランスから室内に入ると、すぐに目に入るのが落ち着いた雰囲気のリビング。コの字型ソファに着脱式テーブルを備え、運転席・助手席を180度後方に回転させれば、ゆったりとくつろげる空間となる。

リビングの後方にはキッチン。高級感溢れる人工大理石もあしらったガラストップシンクや、さまざまな調理に便利な3口バーナーコンロなどを装備する。また、153Lの3ウェイ冷凍冷蔵庫やオーブンも完備。給水タンク(200L)や排水タンク(146L)により、水まわりの装備も万全だ。

広々としたベッドルーム
広々としたベッドルーム(筆者撮影)

就寝スペースは、室内後部にツインベッドを常設。車体の縦方向へ2列に並んだベッドのサイズはどちらも1950mm×800mm。2つのベッド間にオプションのマットを設置すれば、キングサイズベッドとして使うことも可能だ。また、通常時は天井に収納でき、電動で昇降する1900mm×1400mmのプルダウン式ベッドも搭載。これらにより、就寝人数4~5名を確保する。なお、乗車定員は4名だ。

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