フレイルとは「病気ではないけれど、年齢を重ねるにつれて全身の筋力や心身の活力が低下している状態」のこと。
心身の機能は年齢とともに少しずつ落ちていきますが、ある時点を過ぎると元に戻れなくなり、寝たきりのリスクが一気に高まります。ですから、そのラインをできるだけ超えないようにするのが、とても大事になります。
フレイル予防の三本柱
フレイル予防の三本柱といわれているのが、食事、運動、そして人と交流する社会参加です。なかでも社会参加はうつや認知症のリスク、また要支援・要介護になるリスクを下げることが、さまざまな調査結果から明らかになっています。

介護予防というと構えてしまう部分もあるかもしれませんが、人との交流が生きがいにつながることもあります。そして何歳からでも気持ちの持ちようと工夫次第で、フレイルを予防したり、身体機能を回復させたりすることは可能です。
元気でいきいきと生活するためにも、意識的に社会参加や交流の機会を持とうとする姿勢を大切にしてほしいと思います。
(構成:ライター・松岡かすみ)
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