Nintendo Switch 2が発売されるも、解消の目処がたたない安定供給とタイトル不足、そして転売問題
ゆえにスイッチ2は大人気で、まだ一部の人しか手に入れられていないようである。落ち着いて手に入るようになるのは早くとも数カ月先だろうし、その間にまた人気タイトルが発表されるようなことがあれば人気が再び過熱するだろう。

また、転売の問題がある。任天堂は発売前からフリマアプリやオークションサイトと提携して不正出品対策を施してきたが、結局のところメルカリや楽天ラクマではスイッチ2の出品が行われている(このふたつではスイッチ2の販売禁止までは行われていなかった)。
記事執筆時点の出品価格は6万5000円~7万円あたり。販売手数料はたいてい10%で送料がかかることを考えると、そこまで利益が出そうにはない。スイッチ2の国内版にリージョンロックをかけるなどの転売対策はある程度功を奏したようだ。
とはいえ、多くの人が欲しがるスイッチ2がフリマアプリなどで多数売りに出されている状況なのは間違いない。なるべく早い段階で、こういった出品が見向きもされないようになるのが好ましいだろう。
なお、スイッチ2は前回と同じかそれ以上に長く現役を務めると考えられる。昨今はゲームハードの寿命がどんどん延びており、次々と新しいゲーム機が出るような状況ではない。
それを考慮するとスイッチ2の普及を焦る必要はないのだが、それでも早めにユーザーの手元に届くほうがいいだろう。スイッチ2が購入できない人が多いと人気が落ち着いてしまう可能性があるからだ。
当然ながら遊ぶべきゲームタイトルも必要

筆者が実際にスイッチ2を触ってみた率直な感想としては、「正統進化であり驚きは少ない」といったところである。
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