30代以下と40代以上で明らかな違い…「F1日本グランプリに26万人」ファンの意外な実態

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現地参加するファン拡大のカギ

ここまでモータースポーツの中でも特に人気の高いF1の日本グランプリ現地観戦者と配信視聴者について、その特徴を見てきました。現地観戦者に新たなファンが流入した可能性が見えるとともに、現地観戦していないファンも今後は現地で観戦したい気持ちが高いことがわかりました。

モータースポーツは周囲にファンが少ない競技の1つと言われています。さらに現地観戦には大小さまざまなハードルがあり、周囲にファンがいないことやサーキットが遠いことが原因で、行きたい気持ちがあっても現地観戦が難しく感じるのかもしれません。

このスポーツはスピードの追求に留まらず、選手の個性やチーム戦略など誰もが自分なりの楽しみ方を見つけることが魅力の1つです。ファンを含めさまざまな立場の人・企業がサーキットでの楽しみ方を積極的に発信していくとともに、1人でも安心して楽しめるツアーなどの新しい観戦スタイルが生まれることで、より多くの人が現地に足を運び、これまで知らなかったモータースポーツの新たな魅力を発見できるのではないでしょうか。

調査地域:日本全国
対象者条件:18歳以上男女標本抽出方法
①ココリサを用い、鈴鹿サーキット周辺に滞在していた調査モニターを抽出しアンケート配信
②インテージモニターより抽出しアンケート配信
標本サイズ:n=10,636
調査実施時期: 2025年4月11日(金)~2025年4月14日(月)
武井 君枝 インテージ リサーチャー

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たけい きみえ

インテージへ入社後、モビリティ業界におけるマーケティングリサーチを担当。調査企画~設計~分析までを幅広く経験し、クライアントの課題解決を支援。国内最大規模の自動車に関するパネル調査「Car-kit®」の企画~運用全般に従事。

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