結局どれもうまくいかなくなる…「ながらスマホ」する人は仕事ができない本質理由

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社会人は、同時にいくつもの仕事を抱え込んで煮詰まり、結局うまくいかなくなることがよくあります。その要因として、この「ながら」が習慣になっていることが挙げられます。

同時に作業を行うことは、一見効率的に思えるかもしれませんが、実際には注意が分散し、どの作業にも集中できていない状態です。効率が落ちるばかりか、ストレスが増す一因にもなります。

人は一度に1つのことしかできません。心を込めて丁寧に行動するためには、目の前のことに1つずつ向き合うしかないのです。

丁寧に取り組めば、自然に手順が見えてきて、集中力も高まってきます。そうして効率よく仕上げることができれば、次に移る仕事も順調に進むでしょう。 1つを終らせてから、次に行く。きちんと一件落着してから、次の仕事に移って、同じように取り組めばいい。忙しさの中にも心のゆとりを持ち、無駄に焦ることなく、冷静に仕事を進められるのです。

目の前に集中すれば、仕事の質も上がり、結果的に時間の使い方もうまくなるでしょう。無駄なストレスを減らし、気持ちに余裕を持てれば、日常生活全体の質も向上します。 禅の教えを日常に取り入れることで、心を落ち着け、日々の忙しさに振りまわされず、充実した生活を送れます。

集中している心は乱れることがありません。〝禅の修行方式〟を身につけ、行動1つひとつに意味と深さを見出し、日々の忙しさにも動じない心を養っていきましょう。心穏やかに日々が送れるようになるはずです。

こだわりを持たない「自分を越える」考え方

両忘(りょうぼう

これはいい、これは悪い、これは好き、これは嫌い……といった見方や考え方は、自分の中だけにある「ものさし」でしかない。

人は自分の中に「ものさし」を持っています。このものさしによって、物事を判断したり、相手を評価したりしているのです。

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