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「実はとても苦しいピンコロリ(突然死)」を避けるために気をつけたいこと

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また、感覚麻痺といって、麻痺のあるほうの手足がしびれたり、痛みや熱さ、冷たさなどを感じにくくなったり、何かに触れても触れている感覚がわからなくなったりすることもあります。

自分の体なのに手足が思うように動かせないのはもどかしいでしょうし、以前ならごく簡単にできていたことができなくなってしまいます。

脳に障害が残るとどうなる?

一方、「認知症のような」と書いたのは、高次脳機能障害という後遺症です。

高次脳機能障害は、脳を損傷されたことで起こる、記憶や学習、思考、判断、感情などの機能の障害のこと。こう書いてもどんな障害なのかイメージをしにくいかもしれませんが、高次脳機能障害は本当に十人十色で、人によって症状の出方はさまざまです。

(出所)『高血圧、脳卒中、心筋梗塞をよせつけない! 「100年血管」のつくり方』より

具体例を挙げましたが、これらはほんの一例で、脳のどこが障害されるのかによって、どんな障害がどんな強さで出るのかは変わります。そして、多くの場合、いくつかの症状が重なって出ます。

『高血圧、脳卒中、心筋梗塞をよせつけない! 「100年血管」のつくり方』(青春出版社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

そのほか、口やのどに麻痺が生じて言葉がうまく話せなくなったり(言語障害)、飲み物や食べ物をうまく飲み込めなくなったり(嚥下(えんげ)障害)、尿が出せなくなったり(尿閉)、逆に尿を漏らしてしまったり(尿失禁)、脳卒中によって生じる後遺症はさまざまです。

その結果、趣味の運動や運転などをあきらめざるを得なくなるだけではなく、ごく普通の日常生活でさえ、誰かの手を借りなければ難しくなってしまうこともあります。

血管を老化させて、心臓や脳といった大事な血管が切れたり詰まったりすれば、ピンコロリ(突然死)につながりかねないという怖さもありますが、それだけではなく、ピンコロリさえ、自分では選べません。

むしろ、コロリと逝かずに、なんらかのつらい症状や障害を抱えたまま生き続けることのほうが多いのです。健康寿命を短くするだけで、自分が描いていた晩年とは違う、つらい人生の幕開けになってしまいかねません。

だからこそ、血管をケアしていくことが大切なのです。

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